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2022年1月18日

結婚式のお料理は、なぜ冷めている?

結婚式のお料理は、なぜ冷めているのだろう?

結婚式のお料理は、ゲストのみなさまにとってお楽しみのひとつです。その期待に応えなければならない新郎様新婦様にとっては、なかなかのプレッシャーでもあります。
しかし、いまも「お料理が冷めていた」というゲストの感想は少なくありません。はたして、これはダメなことなのか。解決策はあるのか。今回のブログで考えてみました。

 

婚礼料理にまつわる「あのこと」

婚礼料理にかんする「あのこと」
このブログをお読みいただいている方の中に、結婚式にご参列した経験のある方は、どのくらいいらっしゃるでしょう?「じつは、まだ一度も行ったことがない」という人もいれば、
「すでに10回は超えた」という人もいらっしゃるでしょう。はじめての参列であっても11回目の参列であっても、期待するのはやはり「お料理」ですね。

 

ナゼ、結婚式でお料理は重要?

結婚式で登場するお料理のことは、「婚礼料理」といいます。普段から、高級レストランに通っている方はそう多くはないでしょうし、夕食でフルコースが登場するなんてご家庭も、なかなかないと(勝手に)想像しています。ですから、結婚式に招待されるとなれば、やはり婚礼料理のフルコースには期待が高まります。またみなさんご存知のとおり、結婚式には「ご祝儀」が伴います。
しかもそれは5千円や1万円といった会費のようなレベルではなく、3万円だったり5万円だったり、ゲストの立場によってはそれ以上だったりします。けっきょく、そういったみなさんが持ち寄ってくださった
ご祝儀が、ウェディングドレスやテーブルフラワー、引出物、そしてお料理代へとつながっていくわけですから、やはり「おいしい婚礼料理が食べたい」と思うのは、当然といえば当然かのことといえます。ところですこしお話は脱線しますが、このように書いていてフト思ったのですが、結婚式って誰にとってのお買い物なのでしょう?主役はまちがいなく新郎様新婦様ですが、その結婚式が成り立つのは、ゲストのみなさまからのご祝儀・・。むかしなら、「おめでたい席だから」とむずかしく考えることはなかったのでしょうが、これからはこういった伝統・文化にたいする向き合い方も、変化してゆく可能性がありそうです。失礼しました、お話を婚礼料理に戻します。

ゲストの評価は?

じつはこの婚礼料理も、「おいしくなかった」「期待外れだった」というゲストからのご感想が少なくありません。味覚というのは人それぞれですから、おいしい・おいしくないの基準を設けることはカンタンではないわけですが、とはいえ婚礼料理について賛否両論がパックリふたつに分かれるような結婚式は、あまりないように感じます。おいしくなかったという評価をされたばあい、なにが・どうおいしくなかったのかですが、口コミサイトなどでは「冷めていて(おいしくなかった)」という、結婚式に参列したゲストのコメントをよく見かけます。さあ、はたしてこの問題は、解決できるものなのでしょうか。

お料理は、冷めているとおいしくない?

お料理は、冷めているとおいしくないだろうか?
たしかに、結婚式においてお料理がアツアツで登場するなんて光景は、あまり見たことがありません。アツアツでなくても、「おいしい!」と感じた婚礼料理はあります。

 

婚礼料理のベースはフレンチ

日本の婚礼料理は、和・洋・折衷についてコース展開している式場が多いですね。洋にかんしては、ほとんどのばあい「フランス料理」がベースとなっています。そもそも、フランス料理というのはアツアツで提供されるものではないそうです(メニューの中には、アツアツの
ものもあるそうですが)。その理由としては、フランスの人たちはアツアツの料理や、辛いもの・ニガイものが苦手だからだそうです。また、熱を加えすぎるために、せっかくのこだわりソースの味がキチンと伝わらなかったり、食材の本来の成分が失われることを避けるためだそうです。お料理にたいする配慮、といえそうですね。

日本とフランスのちがい

日本人は、お料理にたいして、またちがう感覚を持っていますよね。たとえば、ラーメンやうどん、お鍋などは「アツアツ」の状態で食べるのがおいしいと感じますし、ビールやかき氷などは「キンキン」
に冷えているのを、ググッと呑んで楽しんでいます。飲食店に足を運んでくれたお客様に、ぬる~いラーメンやゼンゼン冷えてないビールがでてきたら、クレームになりかねません。ちなみに、フランスのみなさんは、さめるまで待つそうですよ。さらに、ラーメンやうどんを食べるときの「ズルズル」といった音をたてることも、マナー違反とされています。

婚礼料理の進化

婚礼料理が進化する
近年、結婚式場もますます進化し、そして競合に打ち勝つために、お客様のご意見・ご希望を積極的に取り入れる努力が見受けられます。前述の「お料理アツアツ・ぬるい」問題についても、キッチンについて改革をはかることで、クリアされている部分もでてきました。たとえば、「専用キッチン」。これはどういうことかというと、たとえば披露宴会場をたくさん備えている結婚式場あるいはホテルにキッチンがひとつしかなければ、お料理をつくることにも時間がかかりますし、出来上がっても披露宴会場まで運ぶ時間が加わり、お料理がドンドン冷めていくことになります。こういった状況を打開するためキッチンを披露宴会場に隣接し、その披露宴会場だけのお料理を手がけることによって、お料理をつくること・提供することがスピードアップできます。できるかぎり「アツアツ」の状態で、お食事をお楽しみいただける、というわけです。さらにオープンキッチンにして、視覚にうったえる演出に成功している結婚式場もあります。味覚だけでなく、こういった演出で気分を盛り上げることも、お料理をたのしむためにはとても大切ですね。
いかがでしょう。これから結婚式場を決めるおふたりは、ぜひこういったキッチンのポジションなどもチェックしてみてくださいね。とくに、大人世代カップル(30代・40代・50代のカップル)は、ゲストに舌の肥えた方も多いはずですから、お料理重視でおもてなしをしたいところです。