2022年2月25日
あなたなら、どこでふたりだけの結婚式をしますか?

今回のブログでは、ここ数年で人気が高まっている「ふたりだけの結婚式」について、取り上げてみました。まず、「ふたりだけの結婚式」を採用するカップルが増えているその背景について。
つぎに、そんなカップルたちがどのような「場所」で、ふたり結婚式をたのしんでいるのか調べました。ふたりだけの結婚式を検討中のカップルは、必見です!
ふたりだけの結婚式が、人気急上昇
近年、「ふたりだけの結婚式」が注目をあつめています。実際に、ふたりだけで結婚式をあげるカップルは増えています。
もともと、海外ではふたりだけで結婚式をあげることは多かったのですが、2020年以降の新型コロナ・ウィルスの影響によって、
大人数のウェディング・パーティを夢見ていたカップルも方向転換するケースが増えてきたそうです。こう書くと、
ウェディング・パーティに未練を残して、やむなくふたりだけの結婚式をえらんだのかもとイメージしそうですが、じつはそうでもないようです。
「やってよかった」という感想が多い
多くのカップルが、「やってよかった」「ふたりだけの結婚式の価値を、発見できた」とコメントしています。とくに、30代~50代のいわゆる晩婚カップルが、ふたりだけの結婚式をえらんでいます。やはり、この2年以上つづくパンデミックの環境下で、
いままであたりまえとされてきた価値観が変わってきているようです。では、ふたりだけの結婚式をあげたカップルは、
どのような点について価値を見いだしたのでしょう?さまざまな答えがあるなかで、「場所」「ファッション」「演出」が自由であることを挙げるカップルが、
たくさんいらっしゃるようです。いままでふたりだけの結婚式といえば、たとえば海外挙式や町の教会でおこなうもの、というイメージがありました。
その進行や演出も、いたってシンプルなものです。
多様化するふたりだけの結婚式
ところが最近は、ふたりきりであることを最大限に活かして、
よりすてきなふたりだけの結婚式をたのしむカップルが増えてきたようです。今回は、「場所」にフォーカスしてみたいと思います。ゲストを招待しないので、
おもてなしを気にして整った施設にこだわる必要はありません。一風変わった空間や、屋外でもいいわけです。
ふたりだけの結婚式をあげる場所について
それでは、世界中のカップルがふたりだけの結婚式の舞台として、どのような場所を選んでいるのか、みてまいりましょう。
国境でふたりだけの結婚式をあげたカップル
海外では2021年、国境で結婚式をあげたカップルも!実際には、親御様やおばあさまが参列なさっています。ただし、「国境」をはさんでの参列です。
いったいどういうことかというと、新婦様の大好きなおばあさまが国境のむこうで暮らしていて、新型コロナ・ウィルスのために国をまたぐことが叶わなかったという事情によるものです。
つまり当初は、苦肉の策として開催されたわけです。ところが、国境警備隊の全面協力や、国境をはさんでの結婚式のムードが、ほかにはない感動を生んだようです。
はからずも、ちかくて遠いという距離を演出することになりました。ですが、新婦様のおばあさまを愛する想いは、従来の結婚式より何倍も、おばばさまに伝わったはずです。
自宅でふたりだけの結婚式をあげたカップル
これは、日本のカップルによるものです。とくに結婚の予定もないまま同棲をつづけていたふたりですが、収束がみえない新型コロナ・ウィルスにストレスが蓄積し、
しょっちゅうケンカをするようになってきました。その解決策として、ふたりは思い切っておおきなお家に引っ越し。しかも、ついに男性はプロポーズをしました。
コロナ禍で、じぶんたちの関係性や未来について、想像をめぐらしたけっかのようです。そしてふたりは、結婚式も挙げることにしました。
外出ができない状況なので、結婚式の舞台は自宅。もちろん、親族もお友だちも招きません。引っ越ししたばかりで、予算もありません。
衣装はウェディングドレスでなくネット通販で格安のワンピースを購入。ブーケなどはどうすればいい?と思案していたところ、おともだちが手作りブーケを贈ってくれました。
ちなみにバージンロードは画用紙仕様。当日の模様はスマホで動画撮影。予定通りにはいかず、ハチャメチャな部分も。その動画をSNSで送ると、
ご家族やお友だちからとてもあたたかいメッセージがたくさん送られてきました。まさにアットホームという言葉がピッタリの、ふたりだけ結婚式になったわけです。
昨今、コロナ禍で披露宴を決行するおふたりと、おふたりからの招待をことわる(=欠席)ゲストとの間で、軋轢が生じるケースが増えています。対照的な状況だといえます。
ふたりだけの結婚式は、ゲストへの思いやり
もちろん、じぶんたちだけの世界に没頭したいがための、ふたりだけの結婚式もあるでしょう。ですが、ここ最近のふたりだけの結婚式の傾向としては、
やはり「ゲストへの思いやり」という要素がおおいようです。
衛生面での思いやり
移動・集会・会食が不安視されるなか、結婚式に招待しないことが「思いやり」につながっています。とくに基礎疾患をもつお友だちや、高齢の親族にとっては、
結婚式に参列することに不安を抱えるでしょう。医療従事者の新郎様または新婦様は、このようにお考えになる方が多いです。
はなれていても、つながれる
前述の国境で結婚式をあげたカップルや、お家で結婚式をあげたカップルも、けっして100%完ぺきな環境だったわけではありません。むしろさまざまな規制があったことによって、
愛情を再確認・共有できたように思います。現在はSNSが充実していますし、結婚式の動画をみんなに観てもらう術もたくさんあります。つまり、思いやりのある結婚式なら、
たとえその場にみんながいなくても、きちんとココロとココロがつながるような気がするのです。
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