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2021年10月22日

あの結婚式の演出って、どんな意味があるの?

結婚式の、あの演出の意味は

キリスト挙式の代表的な演出として、「ヴェールダウン」「フラワーシャワー」があります。そして、披露宴においては「ケーキカット」といった人気の演出も。これらの演出の本来の意味について、今回はブログを書いてみたいとい思います。いずれも、かなりむかしの言い伝えや慣習がベースになっています。その解釈も、海外ならではです。

代表的な結婚式の演出

おもな結婚式の演出

結婚式になんど参列しても、おもわず感動してしまうシーン・場面がありますね。挙式での新婦お母様によるヴェールダウンのシーンや、お父様のエスコートで新婦様がバージンロードを歩くすがた。指輪交換のシーン。披露宴では、おともだちのスピーチや、新婦様が親御様にあてたお手紙の朗読シーン、プレゼントの贈呈など。ここでこの演出がくる、というのはわかっているのですが、そしてダンドリもほぼ一緒なのですが、結婚する新郎様(または新婦様)への思い入れがあると、やはりジーンとしてしてしまいます。それはそうと・・あのステキな結婚式の演出って、どういったイミがあるのだろう??なんて、
考えたことはありませんか。今回のブログテーマは、「あの結婚式の演出って、どんな意味があるの?」です。結婚式でよく見かける演出として多いのは、「ヴェールダウン」「フラワーシャワー」「ケーキカット」などがありますね。よく見かけるということは、つまり新郎様新婦様に人気の演出ということですから、結婚式をひかえているおふたり・これから結婚式を検討したいおふたりは、ぜひチェックしてみてくださいね。おっと、和婚式については、また次回にご案内します!

ヴェールダウン

そもそも、ヴェールダウンって、ご存知ですか?チャペルに新婦様が登場し、お母様または新婦様にとってたいせつな人によって、純白のヴェールを顔に被せてもらう演出です。新婦様の身支度を完了させるものとして認識されているケースが多いですね。ヴェールダウンの大役をつとめるのは、つねに新婦様のそばにいて、新婦様の成長を見届けてきた人です。「これまでは、わたしがあなた(新婦様のこと)のそばで、あなたのことを見守ってきたけれど、今日からはあなたの愛するひと(新郎様のこと)が、その役を担ってくれます。わたしは、喜びとともにあなたを送り出します。どうぞ、しあわせになってください」。そんな想いとともにヴェールダウンをおこない、新婦様の身支度を完了させるという意味を含んでいます。そして、このヴェールダウンには、もうひとつ意味があります。それは、「魔除け」です。お話が一気に物騒なものに変わりますが、起源はヨーロッパのある地方。新婦様がチャペルにむかう途中に悪魔があらわれ、新婦様のことをさらうという、いわば古いいいつたえですね。キリスト教では「清浄」の象徴とされている純白のヴェールを用いて、新婦様の顔をかくすことによって、悪魔に見つからないようにしたわけです。

フラワーシャワー

これも、かなりメジャーな結婚式演出の代表格です。挙式のあと、たとえばチャペル前にゲストのみなさまには2列に並んでいただき、ふたたび登場した新郎様新婦様にむけて花びらをまく演出ですね。あかるく・たのしい雰囲気をつくってくれますから、人気があるもの頷けます。ところで、このフラワーシャワーとは、いったいどのような意味があるのでしょう?この起源も、かなり古いものです。なんと、古代ローマ。このとき、新郎様新婦様に撒くのは花でなく、なんと小麦でした!当時、ゆたかさのシンボルであった小麦を新郎様新婦様にむけて撒くことで、一生食べることに困らない、しあわせな人生をともに歩めるようにという願いをかけたとのことです。この演出は、現代でも「ライスシャワー」として、たまに見かけることがあります。古代ローマ時代とはうってかわり、「お米を投げるなんて、そんなもったいないことしちゃダメ」なんて、怒られるかもしれませんね。
そして、この小麦を撒く演出は、やがてキリスト挙式において花に変わりました。花のもつすばらしい香りで周辺を清め、災いや悪魔から新郎様新婦様を守り、ふたりの永遠の愛をねがうといった思いが込められています。

ケーキカット

ケーキカットには、2つの意味があります。まず1つめは、みんなと分かち合える食料があることを表現する演出ですが、そのことが「食べることに困らない」という意味につながっていきます。それを実現させるために、ふたりでナイフを握って、ケーキに入刀をするわけですね。そう、これもまた、ヨーロッパで古くから行われていた演出です。そしてもう1つは、「夫婦になってはじめての共同作業」としての価値!いや、たしかにそうなのかもしれませんが・・。この意味は、ずいぶん昔から、披露宴司会者が声高々にマイクを通して語っているもので、ちょっと古いなと感じるのですが、みなさんはいかがでしょう。

演出の価値は、国や時代で変わる

演出の価値は、時代・場所で変わる

こうしてみていくと、結婚式はもともと海外の文化ですから、そのこともあって悪魔の出番がおおいですね!(笑)そういう意味では、これらの演出の意味を知って、「べつにしなくてもいいのかな」と思う新郎様新婦様がいらっしゃっても、フシギではありません。ここは日本ですし、もう2021年。東京では2回目のオリンピックも開催されました。さすがに、悪魔はいないような気がします。一方で、コロナや経済不況など、別の難敵は登場していますが・・。