ブログ

2021年10月23日

コロナ禍で、結婚式はどうなるの?!

どうなる?コロナ禍の結婚式

もう1年以上、移動・集会・会食の制限がつづいています。はたして、結婚式が受けた影響は?そしてこれから先、安心・安全な結婚式を挙げるためには、いったいなにが必要なのか?ふたりの結婚を祝福するというメインテーマはそのままに、ゲストの不安をとりのぞくために必要なことを考えてみました。

 

コロナが結婚式にあたえた影響

結婚式に及んだコロナ禍

 

2020年、世の中は未曽有の事態となりました。メディア報道はコロナ一色となり、非常事態宣言が発令されたり、「ロックダウン」や「ステイホーム」といったワードも飛び交いました。
「大げさに騒ぎすぎ」「半年もたてば、すべて収まっている」。そういった声も多く聞かれました。しかし、楽観的な考えはすべて打ち砕かれ、事態が収束することはありませんでした。
もちろん、結婚式もおおきな打撃を被りました。延期やキャンセルに悩むおふたり、どうしていいかわからない結婚式場スタッフ。結婚式場の対応に不満・不安を感じて、それをSNSにぶつけるお客様もいらっしゃいました。そのお気持ちは、とてもよくわかります。業界人として、胸が痛みました。
結婚式を間近にひかえ、延期もキャンセルもできないおふたりもいらっしゃいました。大変な中、それでもお祝いに駆けつけてくれたゲストのみなさんにたいし、おふたりはどのようなお気持ちだったのか・・。ゲストお人数を減らす、という選択をなさったおふたりも。70名をご招待する予定だったのが、30名に。半分以下ですね。参列を断ったゲスト、あきらめたゲストも。つらかっただろうと思います。

もう披露宴はできない?

世間は、結婚式を「不要不急」と位置づけました。婚礼業界は当然、「結婚式は必要だ!」と反論しました。
私たちは、緊急事態宣言が発令された時点で、「もう、披露宴はむずかしい」と判断しました。
結婚式が不要不急か否かという議論でなく、移動・集会・会食を伴うかぎり、そこに感染のリスクがある。しかも披露宴では、お酒も提供されます。結婚式を挙げるおふたりと式場スタッフがどれだけ感染対策をがんばっても、感染リスクは完全にはなくならない。2m間隔、手洗い・うがい、そして消毒・・。こういった対策をしても、コロナは飛沫感染をするわけですから、それを解決しないとダメなわけです。もう、披露宴はむずかしいかもしれないけど、このまま手をこまねいて何もできないのは悔しい。当時、ワクチン開発も数年後といった専門家の意見がほとんどでした。

 

コロナ禍の披露宴を可能にするために

私たちは、世界的に活躍する(!)インテリア・デザイナーさんにアポをとり、披露宴むけのパーテーションを製作することは可能か、相談をしました。なんとか飛沫感染を防ぎたいと考え、でてきたアイデアの1つです。最初はビックリされ、「えっ、なんで私に相談に来るの??」といったカンジでしたが、説明すると、なるほどな・・と理解してくださいました。
飛沫防止のパーテーションといえば、テーブル上にポンと置く、四角型アクリル板のタイプを思い浮かべる方が多いと思います。披露宴だと、そのタイプでは意味がないのです。まず、披露宴のテーブルは円卓。その机上ににあのパーテーションを置いても・・。そう、飛沫をカットできるポジションにはないのです。ただ、お料理を囲っているだけ。隣の方の飛沫がお料理にかかることはないとしても、会話が盛り上がって、互いに顔を見合わせながら話したら・・・。まったく意味のないものとなってしまいます。だから私たちは、テーブルの中央からニョキッと伸びてきて、顔の横をガードしてくれるようなパーテーションを求めたのです。そして、披露宴で使用するわけですから、スタイリッシュあるいはオシャレなデザインで!ゆえに、著名なインテリア・デザイナーさんに相談する必要があったのです。「つくったことないなあ・・」と言いつつも、デザイナーさんは熱心に考えてくださいました。
だけど、以下のような理由で、実現しませんでした。
・搬入搬出も加味すると、製作はとてもむずかしい
・安全性。もし、酔った誰かがぶつかってケガしたら?その人の体に傷がついたら?
搬入搬出を想定したデザインを施すことは可能ですが、何度も試作が必要で、微調整も加われば時間とコストが相当かかる、ということでした。
酔ったゲストがぶつかって事故につながるかもという見解は、まさかそんなことにはならないだろうとは思いつつも、可能性がゼロではありません。けっきょくこの構想は、中断することとなりました。非常に残念でした。
パーテーションがすべてを解決するとは思いませんし、空中を浮遊する飛沫はどうなるのか、といった課題も残ったままです。空中浮遊にかんしては、空気清浄機も登場しています(どこまでの効果があるかは存じ上げませんが)。もしかするとこの先、披露宴むけのオリジナル・パーテーションが登場するかもしれませんし、パーテーションと空気清浄機を駆使すれば、披露宴会場内の安心・安全はかなり守られるのではないかと思います。

婚礼業界がすべきこと

婚礼業界がやるべきこと

このような状況は、もう1年以上続いています。結婚式場の広告などを拝見すると、「結婚式は挙げていい!」とか「結婚式をあきらめないで!」といった見出しが、大きく載っています。その気持ちもやはりわかるのですが、無責任にも感じます。なんだか、お客様を煽っているように感じられますし、なにか起こったときの責任はどこにあるのかが、曖昧に思えます。

 

婚礼業界が提案すべき

そうではなくて、業界がもっと対策を練って・お客様にご提案をすべきだと考えます。
わたしたち業界の人間にも生活があるし、もっともっと仕事がしたい。だけど、たやすく感染防止策が万全だと言い切ることは危険だと思いますし、コロナ禍に対応した商品開発・サービスの改良に努めるべきと考えます。そう、時代に合った結婚式をつくらねばならないのです。
家族婚といった少人数プランもどんどん登場していますが、もともとあるプランを転用するとか・1日でつくれるようなプランでなく、知恵を絞って結婚式の未来につながるような道をつくらねばなりません。
この先、結婚式を検討するおふたりについては、そのような活動に尽力している式場をオススメします。
THE MOVIE Wは、結婚報告ムービーを配信する新しい形のウェディング・サービスです。安心・安全な環境をご提供できるので、みなさんが心からおふたりの結婚を祝福してくれます。もっともっと改良・改善につとめ、これから結婚するおふたりの力になりたいと考えています。