2022年1月24日
どうする?!医療従事者の結婚式

2022年現在、いまも新型コロナウィルスは、世の中を不安に陥れています。この状況下は、結婚式を検討していた医療従事者をおおいに悩ませています。目の前の患者もたいせつですし、家族だってたいせつです。
ですが、自身の人生の針路だってたいせつ。そんな医療従事者のための結婚式スタイルについて、いくつかピックアップしてみました。
結婚式をひかえた医療従事者のなやみ
2020年、コロナが世界に襲いかかり、その猛威は2022年現在もも続いています。ふりかえれば、多くのひとが命を落とし、仕事やバイトをうしなうひとも増え、東京オリンピックは前代未聞の1年延期。
2021年の年末にむけて、感染者数は減少傾向に。ところが、南アフリカにおいてあらたなウィルスの変異株が発見されました。オミクロン株です。それまでの凶悪なデルタ株とちがい、重症化率は高くないものの、感染率が非常に高く、あっという間に感染がひろがることに。
「いずれ日本にやって来ることはまちがいない」「第6波に備えるべき」と、日本国内ではひきつづきマスク着用・手洗い・うがいに手を抜くことはありませんでした。ただ、一方で、パンデミックにたいする慣れや、一時期のパニックほどにはならないだろうという雰囲気が、おおくの国民に見受けられた気がします。
結局、年末年始にかけて日本でも感染拡大がはじまりました。たしかに感染者の症状は重くないものの、感染すると14日の自宅待機となるため(この後、日数は変更)、さまざまな業界で職場が人手不足に。とくに沖縄や山口、広島、大阪、そして東京が心配な状況になっています。
そしてふたたび、医療のひっ迫が懸念されています。このような状況下にずっと身を置いてきた医療従事者の方々の心労は、計り知れないものがあります。結婚または結婚式を控え、判断を非常に迷った方も多いようです。
コロナが結婚式に与えた影響
結婚式を予定していた医療従事者の方々は、感染患者を守るという使命、そのために自らの身を守ること、さらに自身の家族を守らねばならず、結婚式は二の次となってしまったケースが、かなり多いようです。
一方、医療従事者以外の方々も同様で、しかしそのような中で結婚式を中止せず決行?することをえらんだカップルには、SNSなどで厳しいコメントも投げかけられました。感染症が引き起こすのは、他者どうしの諍いといっていいかもしれません。
気になる周囲の視線
たしかに結婚式やパーティ、お祭りでクラスターが発生し、いっさい関わりのなかった人たちにまで拡がってしまうことを想像すれば、厳しいコメントを発するひとたちの気持ちも理解できます。
命にかかわることですから、部外者であっても黙っていられないという思いが、過激な表現となってと当事者に届くことも増えています。こういった風潮は、とくに結婚式を控えた医療従事者には重くのしかかっています。人命を救うことを仕事にする医療従事者が、
人命をおびやかすことになりかねないと指摘されれば、しあわせなはずの結婚式がまるで楽しめないものになってしまいます。結婚式をあきらめたり・式の日取りを無期延期する医療従事者も、少なくありませんでした。
医療従事者のための結婚式スタイル
世の中がコロナをおそれながら生活・経済に携わっていくことは、まだ当面つづきそうな気配です。今後、結婚式を検討している医療従事者の方々は世間の声に配慮し、
結婚式を断念するしかないのでしょうか。ここでは、周囲に不安を与えず・自分たちらしくたのしめる結婚式スタイルを、いくつかピックアップしてみたいと思います。
会食会
以前よりある結婚式スタイルですが、コロナ禍で俄然人気となってきたのが、ご親族などを中心とした会食会です。少人数のため三密になることがありませんし、
お料理をゆっくりたのしんだり・昔話に花を咲かせたりして、想像以上に満足できる結婚式だったという声が増えています。じつは海外でも、会食会やふたりだけの結婚式の需要が増えつつあります。
ふたりだけの結婚式
文字にするとすこしさみしい印象ですが、ゲストを招待するプレッシャーや注目をあつめることから解放されますので、ふたりのあいだでしっかりと結婚の証をつくりたいカップルや、
人前が苦手なカップルには好評のようです。またご家族や、ごく親しい人だけを呼ぶと、とても温かみのあるセレモニーになるので、準備やスケジュールに追われたり、パンデミックに振り回されるよりずっといい、という感想が増えています。
フォト・ウェディング
こちらも、以前から人気のあるウェディング・サービスです。最近は、結婚式場かと見間違えるほどスケール感のあるフォトスタジオが登場しています。
和・洋のセット(背景)がいくつも用意されていて、衣装ももちろん和装から洋装まで取り揃えてくれています。結婚の記念は写真でじゅうぶんというカップルなら、
まさにフォト・ウェディングはピッタリだと思います。
THE MOVIE W(ザ・ムービー・ダブリュ)
手前味噌で、まことに恐縮なのですが・・。わたしたち「THE MOVIE W」は、ベースがふたりきりの結婚式です。まず、おふたりのご要望・ご予算をおうかがいし、
ロケーション・ファッション・演出を決めていきます。チャペルでなくてもいいし、ウェディングドレスでなく私服でもかまいません。当日は、まるで映画・ドラマのようにワンカットごとに結婚式を撮影します。
カメラテストもありますし、撮り直しもできるので、俳優気分?で、お楽しみいただけます。撮影後、じっくり編集作業にはいります。たとえば英語ナレーション+日本語字幕で、洋画のように作り込むのも人気です。編集が完了すれば、おふたりの結婚式はついに「完成」です。
ムービーは、おふたりだけの宝物にしていただいても結構ですし、ご親族やおともだちに配信公開していただいてもかまいません。つまりTHE MOVIE Wは、ご招待をしない結婚式。だれにも不安・負担をかけないウェディング・スタイルですので、医療従事者の方にもきっとお喜びいただけると思います。
これより先、結婚式の価値観も変わるでしょうし、いつなんどきまた新たなパンデミックが発生するかもしれません。時代に順応し、周囲に心配をかけない結婚式が、結果的にみなさんに祝福されることにつながってゆく、と考えています。
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