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2022年1月29日

結婚式のなやみ【医療従事者編】

結婚式にかんするなやみ。医療従事者編

結婚を予定している、ある男性からのご相談を、今回のブログで取り上げさせていただきます(ご本人の了承済)。男性のお母様が医療従事者であることと、周囲への配慮で結婚式はしないことに決めたおふたり。ところが、新婦お父様より結婚式をあげてほしいというご希望が。はたして、どうすればいいのか。わたしたちなりにご提案を考えてみました。

 

「結婚式は、しない」

結婚式はしません

先日、結婚を予定している男性(新郎様)からご相談をいただきました。なぜか声のトーンも低く、結婚がきまったようにはとてもみえません。どんな相談なのだろうと、はじめはこちらも身構えました。

新郎様のお話に耳を傾けると、このような内容でした(新郎様には、ブログに書くことをご了承いただいております)。
「約6年の交際を経て、結婚が決まりました。ほんとうはもっとはやく籍を入れたかったのですが、新型コロナウィルスの影響によって、先延ばしとなりました。新婦には、できるだけはやく結婚して子供をつくりたいという願望があり、わたし(新郎様)も会社から転勤をほのめかされている状況です。ふたりで何度も話し合ったけっか、2022年春に結婚をすることを決心しました。このことをそれぞれの家族や親族に伝えると、概ねみんなが祝福をしてくれました。わたしも新婦も一安心し、結婚にむけてすこしずつ準備をはじめました。

結婚式より、みんなの安全

ある日、新婦から結婚式(披露宴)について確認されました。新婦自身は、年齢的(32歳)にも結婚式やウェディングドレスにもはや憧れはない、と笑っていました。友だちは20代半ばで結婚をしたひとがおおく、いまさら自分がラストでゴールするのもなんだかはずかしい、とも。じつは、わたしも結婚式を挙げる気がありませんでした。なぜなら、母が医療従事者だからです。この2年、医療の最前線で奮闘する彼女のすがたをみてきました。現場で感染をしないか、家族はつねに心配をしていました。一方でそんな母を尊敬し、医療従事者が結婚式で感染するようなことはけっしてできない、という考えでいました。その考えを正直に新婦につたえると、賛同をしてくれました。そしてたがいの家族だけでなく、親族、友人、会社の仲間といった、たいせつなひとたちの命をおびやかすようなことはしてはならないと意見が一致し、結婚式はしないことにしました。

新婦父「結婚式をしてほしい」

「ところがある日、新婦から父が結婚式を望んでいる、という話がでてきました。自分の愛娘をおくりだす儀式をたいせつにしたい、という想いのようです。その気持ちはわからないでもないのですが、すでにふたりで決めたことを変更する気はありませんでした。が、それで話は終わらず、たびたび新婦は父から結婚式をするように言われているようで、辟易している様子でした。父いわく、マスクを着用し、検温、手洗い、うがいさえ徹底すれば心配ない。披露宴も席の間隔をじゅうぶん空けて、あまり盛り上がりすぎない進行にすればいい、とのこと。わたしは、そこまでして結婚式をあげる意味なんてあるのだろうか、と思いました。なにより、当日もふくめゲストに感染防止を強いることに抵抗を感じますし、ゲストまでも悩ませるようなことはしたくない。そして、すます母を危険な目にあわせたくないという思いも強くなりました。これ以上、この話が長引くと、ふたりの結婚自体に支障がうまれそうで、すこし不安にもなってきました。感染することのない安全な結婚式など、あるのでしょうか?結婚式をプロデュースしているプロの意見を聞きたくて、相談をさせていただきました」新郎様のお話は、このような内容でした。

安心・安全な結婚式とは?

安心で安全な結婚式って?

この2年、結婚式をするか否かで悩むおふたりは、後を絶ちません。とくに医療従事者の方なら、なおさらです。今回のご相談は、ご本人でなくお母様が医療従事者ということですが、懸念するテーマは何ら変わりません。一方で、新婦のお父様がそこまで結婚式にこだわる理由についても考えてみました。新郎様のご相談のなかに、すこしヒントがあったような気がします。“愛娘をおくりだす儀式をたいせつにしたい”というお言葉です。そこには、他人にはけっして共有することのできない、お父様の愛情やさみしさ?が含まれているのではないでしょうか。そしてお父様もこのようなパンデミックの状況下だからこそ、なおさら娘が自身の手をはなれる瞬間をかみしめたい、とお考えなのかもしれません。それをお父様都合ということばで片づけるには、やはり他人であるわたしたちにはできないような気がします。感染の不安だって、お父様もじゅうぶんご理解のはずです。そこで、すこしでもお父様のお気持ちを満たすような結婚式ができないか。さらに、医療従事者であるお母様も、安心して参列できるような結婚式がないか。わたしたちなりにご提案をさせていただきました。

ご家族だけの挙式

挙式とは、教会式や神前式などのことを指します。たとえばチャペルに両家のご家族だけをおまねきし、ふたりの挙式を見届けていただきます。新婦のお父様には、新婦様といっしょにバージンロードをお歩きいただきます。だれにも不安・負担をかえることなく、しっかりと愛娘の旅立ちを見送れると思います。比較的ひろめのチャペルを選べば、参列のみなさまもじゅうぶんな間隔を確保したうえで、おふたりの結婚の誓いを眺めることができます。

フォトウェディング

純粋な結婚式とはいえないのですが、手軽で・今どきの安全を確保できるのが、フォトウェディングの魅力です。基本的にフォトウェディングはおふたりで写真撮影をたのしむものですが、ここにご両家の家族も参加し、思い出にのこるすばらしいお写真をたくさん撮ってみてはいかがでしょう。平日の屋外なら、いまは観光地であってもかなり空いていますし、衛生面でも安心できそうです。

THE MOVIE W

そして、わたしたちのウェディング・サービス「THE MOVIE W」です。前述のような挙式をムービーにおさめることはもちろん、新婦様のインタビューやお父様のすがたをドキュメント風にカメラにおさめること等ができます。もし新郎お母様の参加がかなわない場合も、ムービーはいつでも・どこでもご覧いただけます。事前にお母様のインタビューを収録し、編集で挿入することも可能です。このような結婚式ムービーは、両家ご家族のみなさまにとって、一生の宝物になるはずです。

いかがでしょう。この不安定な社会を支えてくださっている医療従事者の方々の結婚式を、すこしでもサポートできればと考えております。ぜひ、お気軽にご相談ください。