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2021年12月3日

挙式の司式者とは

司式者とは

司式者とはその挙式の種類(カテゴリー)によってその職業や立場が違います。現代社会での挙式の種類は、まず宗教式と無宗教式に大別することができます。そして特に宗教式は世界中に多くの宗教が存在することに準じて多くの挙式の種類があります。また、無宗教式に関してもそれなりの種類数の挙式が存在します。

 

 

挙式の種類

 

挙式の種類は

 

現在私たち日本人の主要な結婚式の種類は、〝ブライダル業界″というひとつの商業的な業種(業界)が成り立っていることからもわかるように、風習や慣習による形式的なものが多いのではないでしょうか。ホテルやゲストハウス、専門式場などでの結婚式を挙げるということは、言い換えればそのカップルの多くが「挙式の種類」に対してのこだわりはそれほど強くないということでしょう。それよりも「挙式の内容や演出」にこだわりやリクエストがあるケースのほうが多いといえます。

 

キリスト教式

キリスト教の教えを基本として〝神に誓いをたてる″挙式で一般的には総称して教会式と呼びます。それはその宗派によって内容などに違いがあります。主なキリスト教の宗派では、カトリック教やプロテスタント教の二つが挙げられます。このうちカトリック教式は基本的にはカトリック教徒のためだけの挙式です。一方プロテスタント教の挙式はキリスト教徒ではない新郎新婦でも執り行うことができます。現在のキリスト教式の多くはこのプロテスタントの挙式だと言えます。いまや日本の結婚式場と言われるほとんどの施設にはチャペルがありますが、そこではこのプロテスタント式が一般的です。

 

人前式

呼んで字のごとく〝人の前で夫婦の誓いをたて承認していただく″挙式です。宗教や形式に捉われない比較的自由な形式の挙式です。近年この人前式を選ぶ新郎新婦も多く、多くのブライダル企業やブライダル施設が推奨しています。人気の要因としては場所やセレモニーの進行や内容にルールや決まりがないので、新郎新婦が自分たちのやりたい演出などを取り入れりことができ、よりオリジナリティー豊かな挙式を挙げることができるからでしょう。

 

 

 

司式者の種類

司式者の種類には

 

結婚式の重要な目的はその二人(カップル)が夫婦になることでしょう。もちろんそれをお披露目して二分たちの大切な人たちにお祝いしてもらうことも重要です。現代社会の一般的なカップルはどちらかというと後者のほうに、色々な面で比重をおいたり思い入れがあることが多いのではないでしょうか。
ここで夫婦になるということに立ち返って、挙式とそれを司る人について考察してみましょう。

 

牧師

キリスト教式でも特に「プロテスタント」の挙式を司式する者で、現代の結婚式では最も主流でその数も多く宗教式なので「基本的には」教職者です。一概には言えませんが、ホテルやゲストハウスなどの商業施設のチャペルで行うキリスト教式の司式者の中には「教職者」ではない人も居るといわれています。現在日本での結婚式における牧師の〝資格″というものは特にありません。世界にはインターネット上で申請し申請料を支払えばその団体が発行する〝資格″を取得することができるようですが、その信頼性は?というところです。信頼性がある牧師とは
・自分で教会を持っている、または教会に従事している
・キリスト教徒として洗礼を受けていて現在も教会のメンバーである
・キリスト教徒として特定の教会から司式者としての推薦(推薦状)がある
・神学校を卒業している
に該当していれば安心して司式を任せることができるでしょう。

神父

キリスト教の「カトリック」の挙式を司る、または司祭する「聖職者」です。基本的にカトリック教徒の結婚式だけを司り、それぞれのカトリック教会の長(トップ)が神父です。そして挙式を司祭することができるのは神父のみです。ですから、商業施設での挙式の司祭はほとんどなく、また、カトリック教徒ならば必ず自分がメンバーになっている教会があるのでその教会で挙式を挙げるケースが多いのではないでしょうか。

司会者

商業施設での挙式で近年人気があるのが〝人前式″です。そもそも宗教や形式にこだわらないのが人前式なので司式を担当する司式者も様々で、披露宴を担当するプロの司会者のこともあれば、新郎新婦の友人がやることも。また、あるゲストハウスでは教会式の牧師がこの人前式の司式を担当するケースもあるようです。また、レストランウエディングや、コロナ禍の影響か最近では自宅で結婚式を挙げるカップルも増えていますので、その場合は友人や知り合いが司式することが多いでしょう。

マリッジセレブラント(マリッジミニスター)

日本の結婚式では珍しいですが、欧米では結構な頻度でこのセレブラントやミニスターが司式をすることが多いです。いわゆる「Civil Wedding」といわれる無宗教式で、結婚式の人前式ほど自由度はなく、ある程度格式を重んじて進行や内容が決められています。アメリカやオーストラリアなどでは州のレギュレーションによって定められているので、司式者としてこの資格を取得しなければなりません。
同様に「Civil Wedding」の他の司式者として挙げられるのが、市長、市議会議員、評議員などがあります。

その他

少数派ではありますが、神前式では神官(神職者)が式を司ります。また仏前式では僧侶や住職が司式をします。