2022年2月24日
親族・友人に負担をかけない結婚式スタイル

2020年以降の新型コロナ・ウィルスによって、披露宴をするカップルは減少傾向にあります。感染不安はもちろんのこと、移動・集会・会食を伴うことへの非難や、ゲストの急な欠席に悩むことなども、原因としてあります。
そこで注目されているのが、「会食会」「フォトウェディング」「ふたりだけの結婚式」。そのメリットをみていきましょう!
つぎの時代の結婚式スタイル
パンデミック(新型コロナウェルスの感染拡拡大)の状況も、2020年からはや2年が経過しました。2022年2月現在、日本はいまだ国民がマスク着用で生活し、
おおくの都道府県ではまん延防止等重点措置が延長されています。結婚式にかんしていえば、たび重なる延期をしてきた新郎様新婦様が、決行に踏み切るケースも増えてきました。
そのかげでは、結婚式に招待されたことを悩むゲストが、確実に増えてきています。招待された側のひとたちにも、守るべきものがあります。
家族だったり、恋人だったり、仕事だったりと、さまざまです。ツイッターをみると、招待された側の人たちの心境が吐露されています。
「感染が不安なので、欠席することにしました」「結婚式は1週間後だけど、この感染状況をみるかぎり欠席したい。ふたりになんて言えばいいんだろ・・」
「結婚式を欠席したいと伝えたら、遠回しにご祝儀を要求された。払わないとダメ?」などなど、多くのツイートがあがっています。
もちろん、新郎様新婦様のツイートもあります。「半数の友人から欠席の連絡があって、ショック」「こんな時期に結婚式を挙げるのだから、ほとんどの人が来れないのは覚悟している」
「結婚式1週間前に、欠席するなんてありえない。しかもLINEでなんて」と、悲しみのツイートから憤りのツイートまで、やはりさまざまです。そんな中、えらばれることが増えてきたのは、
「会食会」「フォトウェディング」そして「ふたりだけの結婚式」です。これらの結婚式スタイルに共通していることは、なんでしょう。
パンデミックに悩まされない
やはり、なんといってもこの理由がおおきいですね。何十人ものゲストを招待する披露宴は、準備も複雑多岐・かかる費用も高価です。パンデミックが深刻化すると、
披露宴を中止にするか延期にするかという決断は、カンタンではありません。どちらを選んでも、キャンセル料金やゲストへの連絡など、あたまの痛い問題が山積です。
それにくらべ、「会食会」ならご親族中心の少人数結婚式ですから、被害も少なくて済みます。「フォトウェディング」「ふたりだけ結婚式」はふたりだけですから、
さらにダメージは小さくて済むのです。とくに、感染を避けたい医療従事者の方が、これらの結婚式スタイルを選択することが増えています。
だれにも非難されない
これもおおきな理由かと思います。親御様から「結婚式なんてやめなさい」と注意される、若い新郎様新婦様も少なくないようです。それどころか、見ず知らずの第三者から、
SNS上で非難されるケースも少なくありません。本来ならば、祝福されるべき結婚式が、新郎様新婦様にとってストレスに変わるという事態が起こっています。
ゲストの出欠に振り回されない
「会食会」「フォトウェディング」「ふたりだけの結婚式」どれもゲストを招待しない結婚式スタイルですから、出欠に一喜一憂するようなこともありません。
とても健全な精神状態で、当日をむかえることができます。
親族や友人が安心できる結婚式
昨今の社会状況において、結婚式に招待されないことは、ゲストにとっても安心なことだといえます(そのばあい、もはやゲストとは呼べませんが)。
感染の不安を抱えない
とくに高齢者や基礎疾患をお持ちの方、そしてちいさなお子さまなど、感染すれば重症化する可能性のある方にとっては、結婚式に行くことはうれしいことだけではありません。
結婚式で感染してしまったら、新郎様新婦様に迷惑をかけると思うひとも多いようです。
出欠に悩まなくていい
そもそも招待されないわけですから、出欠を悩む必要もありません。「欠席したいけれど、おふたりに何て言おう・・」なんて、心配をすることもないのです。それどころか、
従来のように素直な気持ちで「おめでとう!」という連絡ができるはずです。
経済的な負担がない
「会食会」におけるご親族はべつですが、ご友人や会社関係のひとたちは、ご祝儀を新郎様新婦様にかならずお渡しする必要はありません。渡したいひとだけがそうすればいいと思います。
このことは、コロナ禍で失業したひとや、残念ながら収入がダウンしてしまったひとにとって、安心だといえます。結婚するおふたりを祝福する気持ちと、お金の問題はまったくの別物です。
こころから祝福できる
衛生面の不安はないこと、そして経済面の負担がないことで、ゲストが安心できることはまちがいありません。
そしてそのことが、新郎様新婦様の配慮であるとわかれば、いっそうおふたりを祝福する気持ちも高まるように思います。そう考えれば、
このような配慮が「つぎの時代のおもてなし」だといえるのかもしれません。20代カップルのなかには、大勢のひとが集まる披露宴に未練がある人もいらっしゃるようです。アラサー以上の晩婚カップルになると、冷静に周囲に配慮した結婚式スタイルをえらぶケースが、多いようです。
「コロナがなければ、結婚式はこんなことにならなかった」という声も、たくさんあります。あくまでわたしたちの調べたレベルですが、結婚式に出席したくないという考えは、
コロナ前から着実に増えていたと思います。コロナが感染拡大したことで、それを結婚式を欠席することの理由にしたというご意見も、少なくありません。
結婚式のスタイルも、これからの時代にマッチしたものに変化していくようです。
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