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2021年10月16日

ウェディングカーデモ、韓国ではじまる!

韓国でウェディングカーデモはじまる

2021年9月、韓国にて「ウェディングカーデモ」がはじまったというニュースが流れました。コロナの猛威は、もちろん韓国の結婚式事情にも及んでおり、結婚式をひかえた女性たちの悲痛な想いが、デモというカタチで現れたようです。ただ、さらに調べてみると、韓国独自の結婚式事情も浮かび上がってきました。

ウェデンングカーデモとは?

ウェディングカーデモって何

「政府の政策のために結婚ができない」と、韓国で女性たちによるデモが活発化しています。ニュースによると、2021年9月15日、場所はソウル市内の路上駐車スペース。そこに22台ものウェディングカーがあらわれ、駐車されたそうです。ウェディングカーであることを表現するため、風船や赤いリボンがつけられています。そして、白のワンピースを身にまとった女性たちが、ブーケやポスターを持って立っています。市民団体である「全国新婚夫婦連合会」の主導によるデモとのことで、これまでも「ファックスデモ」や「トラックデモ」など、一風変わったデモを行ってきたそうです。

デモの理由

やはり韓国でも、新型コロナウィルスの影響によって、移動・集会・会食の制限が起こっています。当初は、結婚式を参列者を49人までとしていたのですが、2021年9月3日より「食事の提供をしない場合にかぎり99人まで列席が可能」という内容に変更されました。が、韓国の結婚式場においては、200~300人分の食事代を結婚式の主催者たち(新郎様新婦様あるいは親御様など)が予約時に保証します。これだと、最大99名のゲストを招待したところで、主催者たちの大幅な赤字となってしまいます。

デモの主張は?

全国新婚夫婦連合会は、「結婚式の列席人数を制限する新型コロナウィルスの防疫指針を変更すべき」と高らかに訴え、「日々、仕事で忙しいうえに、結婚準備も加わり女性たちはたいへんな状況にある。さらにそのうえ、このようなデモを行わざるを得ないことを、政府はよく考えてほしい」と述べています。
ちなみに、日本と観光では、結婚式の様式がかなり異なります。日本は、あらかじめ招待するゲストを決めて、そのリストにもとづいて招待状を送り、最終的に欠席などの可能性があるものの、ほぼ予定通りの列席者を結婚式に招くことになります。一方で、韓国は結婚式への列席も欠席も自由なのです!もちろん、列席者が多ければ多いほど良いとされており、列席人数が思ったほど見込めなかったり、欠席者が増えたりすると、なんと「サクラ」を手配したりするそうです!ちょっと日本では考えられない様式ですね・・。

韓国の結婚式事情

韓国の結婚式の状況

さらに驚くことに、新郎様や新婦様と親交がなくても、ふたりの親御様と知り合いであれば列席できます。日本も、昔であればそういったこともあったかもしれませんが・・。韓国のこの伝統文化は、まさにご祝儀の回収合戦といっても過言ではありません。自身が祝儀を払ってきた分を、息子や娘の結婚式を機会に取り戻す?といった具合です。結婚式当日に、ご祝儀とブッフェチケットを交換するそうです。ところが今回の政府の政策によって、99名の列席が実現できたとしても食事の提供ができないので、祝儀をいただくこともできません。しかも結婚式場には200~300名分のブッフェ代を支払わねばなりません。ですからデモにおいても、「食事のない99名!支払い300名!」という叫び声がたくさん聞こえてくるそうです。

世間の声

統計庁が発表した社会調査によると、まず結婚自体については、「すべきである」「したほうがいい」といった肯定の意見は、10年前にくらべ約14%も減少したそうです。「結婚してもいいし、しなくてもいい」という考えが、10年前より約11%増えたそうです。そして今回のウェディングカーデモにかんしては、おおきな関心があつまっているようです。「結婚式ははたして利己的なのか。これは国の未来につながるテーマではないのか」といった意見を筆頭に、政府の政策と結婚式場のスタンスの矛盾を突く声や、おなじ境遇の新郎様新婦様から賛同の声があがっています。一方で、「このご時世にデモなんてするんじゃない」「心の底からお祝いしたい結婚式なんて、じつはほとんどない」「家族で粛々とやればよい」「ご祝儀めあての時点で、もはや純粋な結婚式とはいえない」といった指摘も、たくさんあるそうです。

さて、このウェディングカーデモ、みなさんはどう思いますか?コロナ禍で、日本でもすこし似た現象が起こっていますね。「友だちの結婚式には列席してご祝儀も渡したのに、今回のわたしの結婚式は欠席された・・」といった、新婦様の嘆きがSNSにアップされているのを見かけます。お友だちと、このような原因で関係性が変わってしまうのは、非常に残念です。これからの結婚式は、これまでの常識や慣習に依存しない姿勢が必要になってくるように思います。THE MOVIE Wは、時代に合った結婚式をクリエイトし、新郎様新婦様はもちろん、みなさまも安心しておふたりを祝福できるためのウェディングサービスを、ご提供したいと考えています。