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2022年1月21日

知っておきたい結婚式の忌みことば

知っておくべき結婚式の忌みことば

結婚するおふたりも、ゲストの皆さんも、日々のくらしの中において「忌みことば」に触れる機会は、ほとんどないのではないでしょうか。
はたして、「忌みことば」とは?結婚式で使うと、なぜマズイのか?もし、誤って使ってしまった場合は?どんなことばに置き換えれば、問題がないのか?いっしょにみていきましょう。

 

結婚式では、忌みことばに気をつけよう!

結婚式では、忌みことばに気をつけましょう!

慶事や弔事の場において、使ってはいけない縁起のわるいことば―それが、「忌みことば」です。うっかり使ってしまったら、覆水盆に返らず。
知らなかったという言い訳も、よけいに恥ずかしい思いをすることになってしまいます。場の空気を悪くしないため、そしておとなとしてのマナーを
疑われないように、いまのうちにチェックしておきましょう。ではまず、ゲストが気を付けるべき忌みことばのご紹介です。とにかく日本はルールを重んじる国。結婚式も、なにかとルールが多い!

がんばってマスターしましょう。

結婚式でゲストが気をつけたい忌みことば

結婚式においてゲストが気をつけたい忌みことば

それではまず、招待される側(ゲスト)が、使うべきでない忌みことばについて、みてまいりましょう。

重ねことば

その名のとおり、おなじことばを繰り返すことです。結婚式の場では、ゼッタイに避けるべきことばです。たとえば、どんなものがあるでしょう?「しばしば」「たびたび」「ますます」「つぎつぎ」
「くれぐれも」などが、思い浮かびますますってダメなの?!この前、結婚式に呼ばれたときに、スピーチで言っちゃったよ・・。新郎に向かって、
結婚を機にますます仕事に打ち込んでくれることを期待しています、って」。ザンネン・・そこはますますでなく、「一層」とか「今まで以上に」、が正解です。

不幸や離婚・別れを想像させるようなことば

「それはゼッタイだいじょうぶだな~。だって、わかりやすいもん」という方、油断は禁物ですよ。「戻る」「消える」「離れる」「別れる(分かれる)」「切れる」「終わる」
など、けっこうたくさんあります。スピーチなどで、長く時間におよんで一生懸命話していると、悪気なく思わず使ってしまうことがあります。だって日常で、「よーし、やっと仕事終わったあ」
とか、「ちょっと、さっきの話に戻るんだけど」とか言ってますもんね。だから、自然とでてくるものなのです。

 

新郎様新婦様が気をつけたい忌みことば

新郎様新婦様が気をつけるべき忌みことば

ではつづいて、新郎様新婦様が気を付けたい「忌みことば」です。主役だからといって、免除はされません(笑)

気を付けたい!プロフィール

ペーパータイプのプロフィールをゲストのみなさまのテーブル上に置いたり、席次表と一体型にして配るおふたりも多いですね。さあ、
どんな「忌みことば」のワナがあるのでしょう?「忘れられない想い出」「新郎の転勤で、いちどは離ればなれに」「キライな食べ物」。
こういったものですね!忘れられない想い出なんて、本来とてもステキな想い出なのに・・。ここは、「人生でもっともすばらしい想い出」、といった表現にすべきです。

気をつけたい!招待状などのあいさつ文

「お忙しいことろ」「ご多忙のところ」。じつは、これらはダメです。「亡」は、どうみても縁起が悪い。だけどやっぱり、みなさんは日常的にこの言葉を使ってらっしゃるから、
なにも疑わずに用いることが多いのです。対処法としては、ひらがなにするか「ご多用」といったことばに置き換えればいいと思います。話す側としては配慮したつもりなのに、けっかとして受け手に不快感をもたらすことは避けたいですよね

気をつけたい!新婦様の親御様あてお手紙や、新郎謝辞

まさにゲストのみなさまも感動なさる、披露宴のクライマックスです。新婦様による親御様あてのお手紙を、「忌みことば」で台無しにはしたくないものです。
では、気をつけたい「忌みことば」にまいります。「〇〇(新郎様のお名前)と結婚します。だから実家を離れることになるけれど」「〇〇といっしょに、あらたな人生のスタートを切ります」
「まだまだ未熟なわたしたちではございますが・・」。まだまだ未熟なわたしたちなんて、なにか問題ありますか?!と聞き返したくなりますが(笑)ここは、
「いまはまだ未熟なわたしたちではございますが」でしょうか。新郎様新婦様のプロフィールであっても、ゲストのスピーチあっても、使ってはいけないことばは、ほとんど一緒です。これまでに挙がっていないことばを、加えておきます。「落ちる」「割れる」「捨てる」「返す」。まあ、こうして眺めれば、たしかに結婚式にふさわしくないことばだと、ハッキリわかりますね!わかるんですが・・夢中で話ていると、つい使ってしまうんですよね。要注意です!

 

「忌みことば」を使ってしまったら

スピーチなどで、おもわず「忌みことば」を使ってしまって、ハッ!となってしまったら、すぐさま謝罪・訂正して、あわてずにスピーチの続きを話しましょう。
もう、これしかないですね。言ってしまったものは仕方ないし、だけど気づいて真摯に謝罪すれば、それ以上咎める人はほとんどいないように思います。

ここまで、結婚式で気をつけるべき忌みことばについてご説明しました。結婚式では、ことばだけでなく引出物や引き菓子にも注意が必要ですが、そのことについては別のブログで取り上げています。・・こういった日本の文化は、だんだん形骸化していくのではと、わたしは想像しています。「そんなことを気にしていたら、こころから祝福できない」
「ことばなんて関係ない。気持ちがこもっていれば、そんなことを気にする必要はない」といったご意見が、圧倒的に増すような気がします。業界人としては、
受け継がれてた文化をたいせつにしたいと思う半面、「忌みことば」を気にして思いの丈を話すことができないのなら、気にする必要もないのでは、とも考えています。
まあでもそれは、そういう時代が到来してからのお話。みなさんは、どうお感じになりましたか?