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2021年10月15日

バージンロードを知り、美しく歩く

バージンロードを美しく歩く

バージンロードの意味や由来を知ることで結婚式での役割、それは宗教的にも、セレモニーを華やかに彩ることも含めその重要性を理解しましょう。そしてエスコーターについても学び、それらの知識を知ったうえで、花嫁としてより一層輝くためにバージンロードでの所作や歩き方をお伝えします。

バージンロードとは?

バージンロードって?

 

結婚式と聞いてまず思い浮かぶのがキリスト教挙式でしょう。キリスト教挙式(教会式)において式場の入り口から祭壇までの中央通路、またはそこに敷かれる布を指します。正式に英語では”wedding aisle(ウエディングアイル)”という名称です。今日では”バージンロード”と呼ぶことが当たり前になりましたが、このバージンロードとはブライダル業界がつくりだした和製英語、俗名ということになります。
キリスト教には幾つかのグループ(宗派)があり、世界規模で主要なものとしてプロテスタント派とカトリック派があります。そしてバージンロードもこれらの宗派によって布の色が違います。プロテスタントの教会では白色の布が、カトリックの教会では赤色の布が敷かれることが多いようです。ただ、現代の日本の結婚式(挙式)はホテルやゲストハウスなどのチャペル、すなわち商業施設で行われることが多く、そのほとんどがプロテスタント派の挙式として設えられています。その主な理由としてカトリック派の挙式は、それぞれの教会の最高位である神父しか式を司ることができないため、商業施設での挙式は現実的に難しいからです。これらホテルやゲストハウスのバージンロードは布を敷いていないチャペルも結構な割合であります。色は白色より圧倒的に赤色が多いので、宗教的な意味合いよりは、「バージンロードといえば赤色」というイメージや固定概念を重要視しているのでしょう。

バージンロードの由来と意味

バージンロードその意味と由来

 

 

結婚式ではバージンロードには込められた意味があります。
花嫁の人生に見立て、過去、現在、未来を表していると言われています。
教会に入り祭壇まで歩く入場はこれまでの過去、祭壇の前で新郎と愛を誓い夫婦になる瞬間が現在、そして晴れて夫婦となり新郎と後ろを振り向くことなく歩んでいく退場は未来です。
また、バージンロードは災いから新婦を守るという言い伝えがあります。
これは人生で最も幸せで輝く瞬間である結婚式、それに嫉妬した悪魔が花嫁をさらってしまうので、神聖な布を敷いた道を歩くことで清められ悪魔から身を守ることができるのです。

花嫁とバージンロードをともに歩くエスコーター

バージンロードとエスコーター

セレモニーの冒頭、花嫁がバージンロードを歩く入場の際、通常花嫁にはエスコーターが必要とされています。最も一般的なエスコーターは花嫁のお父様です。結婚式ではこのシーンが一番感動したという花嫁も少なくありません。また列席者の方々も同様に、そのお二人が腕を組んで歩く姿を見て涙する方もたくさんいらっしゃいます。まさに、生まれたときから今日まで大切に育て守ってきたお父様やご家族に心から感謝する瞬間です。また、見送るお父様の寂しさと新しい人生の幸せを願う親心にも心を打たれます。
その他、エスコーターはご兄弟や叔父様が務められることもあります。エスコーターは男性のほうが良いという見方があるからでしょう。また、最近ではお母様が花嫁のお手をひいてエスコートされることもありますし、新郎が最初からエスコートし、新郎新婦揃って入場される結婚式も増えてきています。

バージンロードを美しく綺麗に歩くからこそより一層花嫁は輝く

花嫁が輝くバージンロード

人は顔立ちや身長体重など体格、また肌や髪の色など…その見た目=容姿は様々です。でも世界中の花嫁は全員が美しく、全員が輝きを放っています。
それを目の当たりにするのが、結婚式当日の初端、挙式の入場…別のことばで言うならば「主役の登場」のシーンでしょう。
その輝きや美しさをより一層際立たせるのが、バージンロードを美しく歩くことと言われています。
ホテルやゲストハウスでは、バージンロードの歩き方講座を開催している施設もあるほど重要視されています。ここではその歩き方のポイントをご紹介します。
ほとんどの花嫁は着なれないウエディングドレスを着ていますので、立つこと、まして歩くこともままならいと思いますが少し意識をするだけで全く違います。

美しい姿勢

女性のフォーマルな洋装の場合と同様に、まっすぐに背筋を伸ばして胸をはり少し顎を引きます。
目線は正面よりも若干上に置き、身体全体はリラックスすることを意識しますが、おなかのあたりのコアな部分に重心を感じると良いでしょう。通常は左手でブーケを持ち右手はエスコーターと腕を組みます。ブーケは臍のあたりで持ち、右手は手袋をした指先だけがエスコーターの腕から見えるぐらいが最も美しく見えます。

美しい歩き方

ウエディングドレスのパニエを巻き込んで歩けなくなる花嫁が結構いらっしゃいます。そうならないようにする歩き方は、まずいつもよりも少し足を高く上げます。この時つま先だけを上げるのではなく、膝からあげつま先を下に下ろすのではなく、前に出すイメージでドレスの内側を巻き込まないように意識します。どうしても足元が気になり目線が下がり、ブーケの持つ位置も下がりがちになりますので、より強く意識し、前述の美しい姿勢を保ちながらまっすぐ正面を見ることを心掛けて歩きましょう。