2022年3月9日
結婚式でケンカをしないコツ

まずは、結婚式の準備で新郎様と新婦様がケンカをしてしまうおもな原因について、書いてみたいと思います。やはりお金にまつわる部分と、新婦様が新郎様に不満をかかえるケースが多いようですね。
つぎに、ケンカになってしまった場合の解決法について。ケンカせず、スムーズに結婚式準備をすすめるポイントについても、書いてみました。
結婚式準備でケンカになるワケ
先日のお打合せで、「当初は、ケンカしていました」というカップルがいらっしゃいました。わたしたちが手がけるウェディングサービス「THE MOVIE W」に決定する前のお話だそうです。
ともにアラフォー(40代)のカップルで、披露宴をするか・しないかで新郎様と新婦様の意見が食い違い、何度かぶつかりあったそうです。
そういえば、わたしがかつて結婚式場でウェディングプランナーとして勤務していた時代、お打合せ中に新郎様新婦様がケンカをはじめることがありました。
そんなときは、「夫婦ゲンカはイヌでも食わない」ということわざを、思いだしていました。こんなことわざ、若い人はご存じないかもしれませんが・・。
夫婦ゲンカというのはしょっちゅう起こるもので、その原因もささいなものであるから、他人が心配して仲裁にはいることはしなくていい、というような意味です。
もちろん男性と女性では考え方もおおきくちがうわけで、結婚式(披露宴)のような煩雑多岐にわたるようなものだと、意見の相違などはたびたびでてくるものです。
とはいえ、お打合せ中にケンカが始まってしまうと、そのおふたりの結婚式準備も滞ってしまいますし、ウェディングプランナーのスケジュールも滞ってしまうことになります。
では、なぜ新郎様と新婦様は、結婚式準備でケンカになってしまうのでしょう。
予算について意見がわかれる
新郎様(男性)と新婦様(女性)では、価値観が変わります。「このアイテムにお金をつかいたい」「この部分は予算を抑えたい」といった意見がときに食い違い、
お互いが譲らなかったり・相手を組み伏せようとすると、じょじょにギクシャクした雰囲気になってしまいます。新婦様なら、ご自身のウェディングドレスやカラードレス、
それにともなうメイクやエステ、ブーケなどに予算をかけたいところです。一方、新郎様なら、引出物や映像の演出、あるいは日本酒がすきな尊敬する上司のためだけに、
フリードリンクに日本酒を加えたいと思うかもしれません。
新婦様ばかりが、結婚式準備をがんばっている
この理由、とっても多いのではないでしょうか。たしかに、この傾向があると思います。新郎様としては、「結婚式は新婦が主役だし、新婦がやりたいようにすればいい」というお考えだと思います。
ほかには、「テーブルコーディネートとか言われても、よくわからない」「仕事も忙しいし、結婚式準備ばかりに手をとられるわけにはいかない」といったお気持ちがあるようですね。
新郎様が窓口になってくれない
これはどういうことかというと、ご両家の親御様が結婚式準備にご意見なさったり、ウェディングプランナーからの問合せや質問について、すべて新婦様まかせにしてしまうことです。
とくに判断がカンタンではないばあい、新婦様としては新郎様に頼りたいときもあるでしょうし、毅然と判断をしてほしいと願うときもあります。そのような場面で新郎様がいっさい動いてくれないと、
新婦様としては不安や不満がじょじょに積み重なっていきます。
結婚式準備でケンカになったら?
さまざまな原因で、ついにケンカになってしまった場合、どのように解決すればいいでしょう?
いったんすべて吐き出す
ひとつの原因だけで、ケンカに発展するケースはすくないと思います。いろいろな要因が積み重なってついに爆発してしまうと思うので、
この機会にぜんぶ棚おろしをしたほうがいいときもあります。そのうえで時間をおくことによって、お互いに冷静に考えることもできますし、
歩み寄ろうと思える部分もでてくると思います。注意すべきことは、必要以上に言い争わないことです。結婚式準備以外のことで不満に思っていることなどもぶつけてしまうと、
収拾がつかない状況になってしまいます。
すなおに謝る
あきらかに自分に非があると思ったら、まずはしっかり謝ることですね!やってはいけない謝罪は、サッサとケンカを終わらせたいがために、
相手の言い分を遮るように謝罪のことばを連発することです。これではますます相手のウップンがたまってしまうだけなので、
つらくても最後まで相手の言い分を受け止めるようにしましょう。そうすれば、相手も冷静になって、反省する点もでてくるかもしれません。仲直りして、
リスタートをきることができれば最高です。
結婚式準備をスムーズに進めるためには
そもそも、結婚式準備でケンカをしなくてすむことは、可能なのでしょうか。
優先順位を決める
できるだけ、具体的に決めておくことをオススメします。たとえば予算にかんしてなら、
①ゲストへのおもてなし(お料理、引出物、装花など)
⓶ふたりの思い出(写真、映像、衣装など)
といった優先順位を、おふたりのあいだで共有します。
計画スケジュールをつくる
いきあたりばったりでは、結婚式準備が滞ったり・当初考えていたことに狂いが生じて、それがストレスに。その状態がつづけば、もちろんケンカに発展します。
結婚式準備だけでなくお仕事やプライベートの用事などもあるわけですから、これらをスケジューリングし共有しておくことで、
おだやかに・協力しあって結婚式準備を進めていくことができます。
わたしたちが手がけるウェデンングサービス「THE MOVIE W」には、医療従事者の方も少なくありません。医療従事者のみなさんはコロナ禍がつづき、お仕事がたいへんな状況です。
ですがTHE MOVIE Wにおいては、たがいの状況を尊重し、ケンカすることなく順調に結婚式準備をなさっているカップルがほとんどです。
ゲストを招待するプレッシャーもありませんし、準備も披露宴のように複雑多岐ではないということも、理由のひとつだと思います。
当社へのお問い合わせはこちらから
-
メール
24時間・365日受付可能
-
電 話
受付: 火・水・年末年始を除く
10:00~18:00