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2021年10月15日

おうち結婚式の魅力

おうち結婚式の良さ

漫画家・緑丘まこさんがおこなった「おうち結婚式」について、今回のブログは書いてみました。たんに物珍しさからではなく、ふたりきりで挙げたのにとても幸せそうだったです。「いったい自宅で、どうやって結婚式を挙げるの?」「それって、ほんとうにたのしいの?」といった疑問をもつ人も多いと思います。まず、「おうち結婚式」がどんな内容だったのか。そして、わたしが魅力を感じた点についても、今回のブログに書いてみたいと思います。

 

おうち結婚式を挙げた、漫画家の緑丘まこさん

おうち結婚式を挙げたまこさん

先日、ネットニュースを見ていると、こんな記事が目に留まりました。年下の男性と約6年お付き合いしていた漫画家の緑丘まこさんが、コロナ禍で親御様やお友だちとも会えない状況のなか、ふたりだけの「おうち結婚式」をおこなったそうです。約30分の結婚式だったそうですが、思わぬ発見がいくつもあったとのこと。

どんな経緯?

緑丘さんは当時、男性とワンルームで暮らしていたそうです。が、ケンカが絶えず、お隣さんに音・声がひびくため、小声で話すような生活が続いていました。2021年3月、ふたりは意を決して2LDKのマンションに引っ越しました。すると、おたがい精神的にゆとりも生まれ、引っ越しの3ヶ月後に男性からプロポーズをされた緑丘さん。引っ越してからは、おたがいの将来にかんする話し合いも増えていたそうです。夜景の見えるレストランでもなく、結婚指輪もないプロポーズでしたが、緑丘さんは「はい」応えたそうです。コロナ禍のため、おたがいの親御様には電話で結婚の報告をしました。緑丘さんは男性の親御様には面会したことがなかったので、かなり緊張したそう。必死に電話で話す姿を、となりで男性に茶化され、たいへんだったようです。
男性の親御様はとても喜んで、「末永くお幸せに」と言ってくれたそうです。緑丘さんは当初、結婚式のことはまったく考えていなかったそうですが、お姉さんがバージンロードを泣きながら歩く姿や、それをじっと見ていたお母さんと、やはり泣いていた父さんの姿を思いだし、「ウェディングドレスを着たいなぁ」と思ったそうです。だけど、コロナ禍でみんなに見守られて結婚式を挙げることはムリ。そこで、「なら、ふたりだけでおうち結婚式を挙げればいいんだ」と、思いついたそうです。ゲストを招かない結婚式ですから、ご祝儀もアテにはできません。

おうち結婚式の内容

日取りは、婚姻届けを提出する8月2日。緑丘さんは白のドレスにベールを羽織り、男性はスーツを着ることに。そして、リビングから寝室までバージンロードを敷いて、ふたりで歩くことにしました。家族や友人には、LINEでお知らせしたそうです。すると、フラワースクールの講師をしているお友だちからブーケが届き、いっしょにお手紙が添えられていたそうです。その文面を読んで、はやくも緑丘さんは涙ぐんでしまったそう。さらにお母様からも郵便物が。ふたり分のパジャマ、花柄のワンピース、真珠のネックレスやイヤリングがはいっていたそうです。通販で購入した2千円の白のワンピースと千円のベールを身に付けて、バージンロードを歩き出しました。ちなみにバージンロードは、赤の画用紙を何枚もつなぎ合わせた手作りです。BGMはYoutubeから選曲したものの、大音量で広告がながれてしまい、しかもベールは途中でズレ落ち、牧師のかわりにはドラえもんのぬいぐるみ。男性が新郎と牧師の二役を演じることに。ふたりは終始わらいながら、結婚の誓い、指輪交換(むかし、お母さんからもらった指輪)、キスと結婚式をすすめていきました。すると、男性からサプライズで花かごが。これは、以前に緑丘さんが「高価な指輪はいらないから、お花がほしいな」と言ったことを、男性がおぼえていてくれたそうです。写真もたくさんとって、家族やお友だちにLINEで送ったそうですが、「バージンロード最高」「爆笑。緑丘ちゃんらしい」「気持ちは一緒に祝っているよ」といったお返事が、たくさん返ってきたそうです。

想像したら、たのしそうですね!コロナ禍で自宅での結婚式が増えましたが、もしかしたらコロナ収束後も、こういったスタイルの結婚式を楽しむカップルがたくさん登場するのかも?!

 

 

なぜ、結婚式をするのか?

結婚式をする理由

緑丘さんの「おうち結婚式」は、ふたりきりで挙げたのに、まるでみんなから見守られているかのような雰囲気です。

コロナ禍で、結婚式の価値は変わった

コロナ禍になって、結婚式を欠席するゲストが増えました。「私はその人の結婚式に列席し、ご祝儀も払ったのに」とか「こんな時期に結婚式するなんて、常識がない」といった結婚する側と招待された側のコメントが、SNSにもたくさんあがっています。さらによく見ると、「じつはほんとうに行きたい結婚式なんて、ほとんどない」といったコメントも、少なくありませんでした。

「だれのため」でなく「なんのため」

日本の結婚式は、おもてなしや感謝を伝える場というコンセプトがある、と言われています。コロナ禍を経て、もしかしたらこれらについて考え直す時期にきているのかもしれません。はたして、おもてなしを望んでいる人がいるのかといったこと・感謝を伝える手段はほかにもあるのではないか、といったことです。そして結婚式とは、周囲のひとたちに何かをする・伝える前に、目の前にいるパートナーの存在について、深くなにかを確認する儀式なのではないでしょうか。今回の「おうち結婚式」の記事を読んで、そう思いました。