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2021年12月8日

世界の同性婚事情

世界の同性婚事情とは

まず、「同性婚」の基本的な意味・内容についてご説明します。そして、「同性婚」が合法に認められるとは、どういうことなのかを解説します。合法で認められることとパートナーシップとは、大きく意味が異なります。さらに、「同性婚」にかんする世界各国の対応をみてまいります。多様性の時代に、「同性婚」はどこへ向かうのでしょう。

 

「同性婚」を知らない人は、まだまだ多い

同性婚について、無知な人は多い
もはや、誰もが知っていると思われている「同性愛者」「同性婚」「LGBTQ」といったコトバですが、会話などでふとこれらのコトバを用いると、「えっ、ナニそれ?」とか「L・・・なんて言ったの?いま」なんて、聞き返されることがいくらでもあります。当事者でなくても、LGBTQについて学び・理解することは、これからの多様性の時代においてたいせつです。

同性婚とは?

そして、やはりまだまだ偏見の目をもつ人たちも多いことを感じます。このブログを書いているわたしはLGBTQではありませんが、同僚や仕事仲間にLGBTQの方がいます。周囲にカミングアウトして、元気に日々を過ごしている人もいれば、親にも友人にもカミングアウトできず、悩んでいる人もたくさんいます。当人ではないわたしにできることなどありませんが、仕事上おぼえた知識・経験をブログなどにしたため、多様化してゆく社会にほんのすこしでも貢献できればと考えています。さて、本題にもどって、みなさんは「同性婚」の意味をおわかりですか?「同性結婚」が、正式な名称のようですが、字から想像がつくとおり、男性と男性あるいは女性と女性が結婚をすることです。「同性間結婚」ともよばれているそうです。ちなみに日本の結婚にかんしては、家と家とが親せきになるという大きなテーマが、今なお色濃くあります。LGBTQのみなさんにとって、低くはないハードルです。

同性婚のもつ意味

「愛し合ってるのなら、いまどき結婚しなくても仲良く暮らせる方法がいくらでもあるんじゃない?」「男女のカップルだって、籍を入れないことがめずらしくない時代なんだし」といったご意見も、すくなくありません。この件は、ただたんに籍をいれる・いれないだけの話ではありません。同性が合法で結婚ができることの意味は、まさに今認められている男女の夫婦と同じように、社会的な権利が与えられて、法の下で保護・保障がおこなわれることにあります。家族としての親密さをベースに、社会的・経済的にパートナーシップを構築し、それを育むことにあります。ここはとてもたいせつな点ですので、あらためてブログで細かく書いて
みたいと思います。

各国の「同性婚」への対応は?

各国の同性婚への対応はどうなっている?
さてそれでは、世界各国は「同性婚」についてどのような対応をしているのでしょうか。日本とくらべると、理解や法律上の見解が非常に進んだ国もあれば、逆にまったく受け入れていない国もあるようです。

「同性婚」が合法の国

2021年現在、29カ国が「同性婚」を合法として認めているそうです。主として、オーストラリア、フランス、オランダ、カナダ、メキシコ、台湾、スウェーデン、ブラジルといった国が挙げられます。ちなみにオランダは、世界ではじめて同性婚を導入した国です(2001年4月)。

「同性婚」を禁止している国

一方で、「同性婚」を認めないどころか、禁止しているという国もあります。残念ながら、合法として認めている国よりも多く、2021年現在では33カ国です。憲法上、男性と女性との結婚の定義が明確にされており、同性婚を禁止としています。主として、中華人民共和国、ハンガリー、ポーランド、中央アフリカ共和国、ロシア、ベネズエラといった国が挙げられます。しかも多くのばあい、禁止のみなら同性愛を犯罪とみなしています。このことは、その国で生まれ・そして暮らしている当事者の方々にとっては、非常につらい環境だといえます。

もちろん今後、こういった世の中の対応も、どんどん変わっていくとは思います。LGBTの存在を知らない(軽視)する時代に生まれた人たちと、LGBTというコトバがすでにあって、当事者の方たちが声を
挙げている時代に生まれた人たちとでは、LGBTへの理解・関わり方もすいぶんちがうものになると思います。国のリーダーや会社のリーダーが当事者で、その存在意義や権利を訴えていくような姿も、きっと増えていくと思います。さらに彼ら・彼女たちの仕事と向き合う姿勢・業績が評価されるような状況なら、きっと多くの人たちが賛同をしてくれることでしょう。わたしたちも、そういった時代がくることを望んでいます。ですがいま現在、結婚をしたいけれど法的に認められない環境のなかで、悩んでいる人たちが多いことも事実です。それどころか、カミングアウトさえしていない人も多いです。たとえ合法として認められなくても、ふたりでおなじ人生をあゆむことをひそかに決めるカップルも増えてくるでしょう。そのようなケースで、なにか結婚の記念がほしいと望むLGBTカップルに、THE MOVIE Wはご協力したいと考えています。THE MOVIE Wは、「結婚報告を配信公開」するサービスです。ふたりだけの結婚式シーンをムービーにおさめ、本当に観てほしいひとたちだけにとどけます。もちろん、誰にも観せたくないのなら、おふたりだけの宝物にしていただければいいのです。