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2021年10月19日

両親の衣装について

両親の衣装どうする?

結婚式において両親の衣装選びに重要なことは、「格を合わせる」という実に日本らしい考え。この「格合わせ」と「衣装」について詳しく解説しています。それにより結婚式自体の品格を熟考しましょう。そして今では一般的になった「ドレスコード」に関しても詳しく知る良い機会になればと思います。

歴史的背景

歴史的な背景

日本の婚礼や結婚式には古くからの風習があります。

結婚式のために

日本の結婚式は欧米に比べると、決まり事が多く形式ばったイメージがあります。まず結婚式の前に結納があり、日取りを決めるには「大安」か「友引」か…六曜を見なくてはなりません。式場もホテル、ゲストハウス、レストランと星の数ほどあります。誰を招待するかで思い悩み、席次を決め、料理を決め、衣装を決め…かなりの労力です。が、それが楽しかったりもします。

衣装選びのために

衣装といえば、新郎新婦はもちろんですが、日本の場合、昔から「両親の衣装」にも決まり事があります。近年の婚礼事情は昔に比べると大きく変化し、より欧米化、より多様化してきています。そんな新しいフェーズに入ったと言える現在においても、多くの新郎新婦の両親は、お父様がモーニング、お母様が黒留袖というスタイルが今も主流でしょう。

装いの格

衣装と格

両親の衣装が結婚式の形式として決まっているのは、いわゆる「格」を合わせる、格を上げるという目的があります。一般的な見方をすると「新郎新婦と格を合わせる」「両家の格を合わせる」「夫婦の格を合わせる」と、ほかの親族やゲストよりも格を上げるという全部で4つの「格」があります。これを念頭においてお父様、お母様それぞれの衣装をみてみましょう。

お父様の衣装

現代の結婚式での新郎新婦はウエディングドレスにタキシードが主流です。また最近では和装を好むカップルも増えてきています。やはり一般的な衣装の格としては「正礼装」でしょう。因みにその次が「準礼装」、そして「略礼装」の順番です。それを踏まえてお父様の選ぶべき衣装を見てみましょう。

男性の「正礼装」
*モーニングコート(洋装)
*燕尾服(洋装)
*タキシード(洋装)
*黒紋付(和装)
上記4つが礼正装ですが、その催事(結婚式)が執り行われる時間帯によって変わります。
モーニングコート=昼の装い(午前中から18時)、燕尾服、タキシード=夜の装い(18時以降)、
黒紋付には時間帯の指定はありません。
上記が基本的な決まり事ですが、一般的にほとんどの結婚式は午前中から午後にかけて行われていますので、ほとんどのお父様が「モーニングコート」を選んでいるのが現状です。また、新郎新婦が和装にされても、お父様が紋付を着られることは珍しく、この場合でも「モーニングコート」を着られているようです。

お母様の衣装

お母様の場合も、「正礼装」を基本として見てみましょう。
女性の「正礼装」
*アフタヌーンドレス(洋装)
*イブニングドレス(洋装)
*黒留袖(和装)
*色留袖(和装)
上記4つが礼正装ですが、前述のとおり(結婚式)が執り行われる時間帯によって変わります。
アフタヌーンドレス=昼の装い(午前中から18時)、イブニングドレス=夜の装い(18時以降)、
男性同様和装には時間帯の指定はありません。

準礼装 (男性は洋装、女性は和装)

欧米化や多様化が進む現代社会においても、やはり結婚式は「礼正装」でという結婚式が大半を占めていますが、最近ではレストランウエディングや1.5次会も増えていますので、そんな結婚式に出席するお父様、お母様が選ぶべき衣装を紹介すると:
男性の準礼装
・ディレクタースーツ(洋装・昼)
・タキシード(洋装・夜)
・ブラックスーツ(洋装・終日可)
女性の準礼装
・色留袖(三つ紋、一つ紋)
・訪問着
・色無地(三つ紋、一つ紋)
・男性のブラックスーツに相当、見合うようなフォーマルなスーツやドレスなど

 

その他の決まり事など

その他の決まり

・洋装か和装か
挙式に関して、最近ではチャペルでのキリスト教挙式から神社での神前式までさまざまですが、礼正装であれば基本的には洋装でも和装でも着用することが可能です。冒頭触れたように「格を合わせる」ことが重要です。
・リゾートでの結婚式
最近では海外やリゾートでの結婚式も一般的になりました。基本的には格を合わせ「正装」ならば問題はありませんが、その土地にあった服装での出席も良いでしょう。ハワイの場合なら、お父様が「アロハシャツ」お母様が「ムームー」。沖縄の場合なら、めでたいという意味がある「かりゆしウェア」がおすすめです。そしてこれらは全て「正装」として認められています。