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2021年12月5日

韓国の結婚式

韓国の結婚式事情

日本では恐らく〝冬のソナタ″がブームのきっかけでしょう。それから数々の韓流ドラマとともに日本では韓国の生活や俳優たちがとても身近な存在となりました。また、エンターテインメントでも特に音楽の世界でも〝K-Pop″というジャンルができ確率され、男性、女性ともにヴォーカルグループが次々とデビューしています。その人気は、某J’s事務所、〇KB4〇など自国のアイドルを脅かすほどの人気です。そして人気が出る大きな要因の一つは「実力」といわれ、その〝歌の上手さ″〝ダンスの上手さ″は世界レベルでしょう。
いま、日本だけではなく世界に韓流ブームを引き起こしている「韓国の結婚事情や結婚式」は日本や欧米と比べても違いがあり独自の部分があるので紹介したいと思います…もしかするとそこに韓国ブームの本質を見出せるかもしれません。

 

韓国という国

韓国とは

まず、韓国という国はどんな国なのでしょうか。
正式な国名は大韓民国で首都はソウル、面積は100,364㎢、人口は約5178万人(2020年)です。
東アジアの朝鮮半島の北緯38度(軍事境界線)以南に位置しています。
その他主要情報:
· 国歌: 愛国歌 / 国旗: 太極旗 / 国花: 無窮花 / 言語/文字: 韓国語/ハングル/ 地理的位置: 北緯 33〜43度、 東経 124〜132度 / 標準時: グリニッジ標準時より 9時間早い / 政治形態: 自由民主主義、大統領中心制 / 大統領 : 文在寅(ムン・ジェイン)(2017年~) / 経済指標: 国内総生産(GDP):1兆6,463億ドル / 1人当たりの国民所得(GNI): 32,115ドル / 国内総生産成長率:2.0% / 通貨: ウォン(1ドル= 1,156.4ウォン)

 

 

韓国の結婚事情とは

韓国結婚事情

 

韓国では昔から新郎が住居を準備するという習わしがあります。近年の不動産高騰により、家の購入代金すべてを男性側の家で用意することは難しくなりましたが、頭金としてまとまった金額を新郎家が支払うというのが暗黙の了解とされています。一方、新婦側は「ホンス」と呼ばれるいわゆる嫁入り道具を準備します。買い揃えるものは、結婚生活で必要な家具や寝具、家電、結婚式で着る伝統衣装などです。両家の費用の差があまりにも大きいと、結婚自体が破談になったり結婚後まで両家が揉めて裁判まで発展する事もあるようです。また、日本の様な格式ばった結納は行いませんが、それぞれ金品を贈り合う風習があります。

 

 

韓国の結婚式

韓国の結婚式とは

 

韓国では結婚式を挙げることが、周囲の人々に結婚したことを認めてもらうという風習が根強く残っているので、結婚式はとても大事に考えられています。一方、その結婚式のスタイルはとてもラフな雰囲気で行われることが一般的です。単なる知り合いということだけで遠慮なく気軽に誰でも参列します。そのため、最近では特に〝招待状″を出すというよりは、行きたい人がSNSや無料アプリなどネット上で、参加/不参加を発信するというスタイルが主流になりつつあるようです。

挙式

現在の韓国での挙式の形式は、結婚式専用の礼式場で行うのが一般的です。韓国ではキリスト教を信仰している人が多いですが、キリスト教徒は基本的には教会で挙式を挙げます。
進行としては
・入場:まず両家のお母様が入場し(手を繋いでの入場)続いて新郎が一人で入場します。その後新婦がお父様にエスコートされ入場します。
・結婚宣言:指輪の交換:結婚式を司る主礼(ジュレ)が結婚宣言をします。
・指輪の交換:主礼の導きのもとお互いに指輪をおくります。
・友人からのお祝い:日本の披露宴での余興のように、新郎新婦の友人から歌などのプレゼントなどが
あります。
・両親への挨拶:新郎新婦が両家の両親(親御様)へ挨拶をします。新婦の両親、新郎の両親の順です。
・新郎新婦退場
・写真撮影:親族の集合写真、友人との写真の順で行い
・ブーケトス:挙式最後のセレモニーとしてブーケトスが一般的です。

伝統的な儀式=ペペク

挙式が終わると、式場とは別の個室に移動し「ぺぺク」と呼ばれる伝統的な結婚式の儀式が始まります。
新郎新婦が新しい家族になる親族たちに挨拶する儀式です。この間参列者はバイキング会場に移動し、好きな料理を食べながら新郎新婦を待ちます。
ペペクが終わった後、新郎新婦は、日本でいう〝お色直し″として、韓国の伝統衣装=チマチョゴリに着替え、ゲストへ挨拶をしながら各テーブルを周ります。

ゲスト -祝儀や服装-

結婚式での一般的な祝儀の相場は、知り合い程度であれば30,000ウォン、それより少し親しければ50,000ウォン程度のようです。親しさのレベルや、親族関係などによって金額は高くなりますが、それでも日本に比べれば安価といえます。
一般的な結婚式の服装は、女性は落ち着いたワンピースやパンツスーツなどが多いようで、男性はフォーマルスーツである必要はなく、いわゆるスマートカジュアルの装いで問題ありません。基本的にはドレスコードは低いか無いと捉えてもよいでしょう。日本の結婚式に招待されたゲストが服装選びをする思い入れや熱意に比べるとそこまでの執着はないのではと思います。