2022年2月27日
結婚式の装花について、相場が知りたい!

今回のブログテーマは「装花」です。装花とは、結婚式のさまざまなシーンに飾るお花のことです。まず装花が結婚式のどのようなシーンに登場するかについて、まとめてみたいと思います。つぎに、装花を決定するにあたって、季節ごとに入手しやすいお花について知っておきたいと思います。
さいごに、装花にかんする注意点をまとめました。
結婚式に必要な装花
結婚式をあざやかにコーディネートするのは、たいせつなおもてなしのひとつです。ホストである新郎様新婦様のセンスが問われる部分ですが、ここで登場するのが、「装花」です。
結婚式のさまざまなシーンに、印象深い装花が現れます。さきほど、新郎様新婦様のセンスが問われると書きましたが、お花に詳しくてもお花を使って大規模なコーディネートをした経験をもっている人は、
おそらく少ないのではないでしょうか。ですので、「お花で結婚式場のコーディネートなんて、できるかなあ・・」と心配するおふたりもいらっしゃるかもしれません。
結婚式場にはフラワーコーディネーターが在籍していますので、親身に相談に乗ってくれますから、どうかご安心ください。
装花が必要なシーンは?
ここでは、フラワーコーディネーターとのお打合せを円滑にすすめるために、基本的なことを学んでみたいと思います。まず、結婚式のどんなシーンに・どんな装花が必要なのでしょう。そして、その平均額は?
①挙式
・バージンロード両側 チャペル使用料に含まれるケースがほとんど
・フラワーシャワー ゲスト1名につき300円~500円
・トス用ブーケ 5,000円~8,000円
もちろん、挙式の時点でブーケが必要ですが、25,000円~50,000円あたりの価格帯かと思います。ブートニアは、平均3,000円くらいでしょうか。
⓶披露宴
・ウェディングケーキ装花 15,000円
・ケーキナイフ装花 6,000円
・メインテーブル装花 60,000円
・ゲストテーブル装花 6,000円/卓
・お色直しブーケ 25,000円
・キャンドルサービス(メイン) 20,000円
・キャンドルサービス(ゲスト)400円
あくまで、平均的な金額です。さらに、会場エントランスや受付用の装花など、多岐にわたって装花をご用意することもできます。ご予算枠内で、用意をすればいいと思います。
たとえば50名のゲストをご招待するとして、おふたりが選んだ結婚式場のゲストテーブルが1卓6名様掛けの場合、ゲスト分だけで6,000円×(50名÷6名)=約54,000円となります。
キャンドルサービスも、同様の計算をすればいいですね。ちなみに、ゲストテーブルすべて6名様でおさまるケースは少なく、4名様や5名様のテーブルができることが一般的です。
結婚式の装花は季節で検討する
「どんな種類のお花をえらべばいいんだろ?」というギモンをもつおふたりも、もちろんいらっしゃるはずです。フラワーコーディネートがしっかり教えてくれるはずですが、
ここで基本を押さえておこうと思います。季節ごとに入手しやすいお花について、まとめてみます。
【すべての季節】
バラ/ガーベラ/かすみ草/カサブランカ
【春】
スイートピー/チューリップ/桜
夏
ひまわり/あじさい/ゆり
秋
紅葉/コスモス/ダリア/ラナンキュラス/いちょう
【冬】
柊/ポインセチア/クリスマスローズ
ざっくりですが、このように旬のお花にしたがって、結婚式につかう装花を決めればいいわけです。そして、もうおわかりかと思いますが、その季節に入手しづらいお花だと、必然的にお値段がアップします。
また、アラサー以上の晩婚カップルの結婚式は、ぜひおとなっぽい装花でコーディネートしていただきたいと思います。20代カップルにはできないカッコイイ雰囲気を演出してほしいですね。
気を付けることは?
さぁ、それでは、結婚式の装花を決定するあたり、注意すべき点はあるのでしょうか。
初期見積りより上がることがおおい
結婚式のばあい、お料理やウェディングドレスなど、初期見積りから金額がアップするアイテムがたくさんあります。装花も、そのなかのひとつだといえます。お打合せで、
フラワーコーディネーターからすてきな装花の画像イメージを見せてもらうと、やっぱりそれを自分の結婚式でも飾りたい!と思いますよね。ところが金額を教えてもらうと、
ステキな装花はお高いわけです。そんな風に、イメージとご予算とのはざまで迷ってしまうおふたりも多いと思いますが、お花の種類や予算を妥協したとしても、できるだけボリュームを落とさないようにすればいいと思います。
装花のばあい、見た目のうつくしさももちろん大切ですが、ボリュームがちいさくなってしまうとゲストに与える感動やインパクトも小さくなってしまうので、フラワーコーディネーターに相談しながら、
ボリュームを維持することをオススメします。
持ち込みはむずかしい
「知り合いが、お花屋さんをやっているから、そこに依頼をしたい」「もっと安価にやってくれるお花屋さんにオーダーしたい」といったおふたりのご要望は、よくお聞きします。
昨今、ウェディングドレスや引出物などのお持ち込みはずいぶん自由になりましたが、依然として装花やウェディングケーキはむずかしいといえます。
「生もの」「いきもの」という捉え方をされるアイテムがお持込み不可とされるのですが、装花は「いきもの」と判断されます。結婚式場と提携しているお花屋さんは、
バックヤードに自身の作業スペースを確保できていますし、装花をベストコンディションで装飾することができるわけです。1点例外なのは、ブーケです。
お花にあまり興味がないというおふたりも、ぜひこの機会にお花を好きになっていただければうれしいです。
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