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2021年10月18日

和装にする?

和装にしよう

最近人気の和装の結婚式にフォーカスし、新郎新婦それぞれの代表的な衣装(アイテム)を紹介しています。一口に「和装」と言っても…特に新婦の衣装には幾つかの種類があり、それぞれに特徴や決まり事があります。また新郎の衣装の代表的なものの説明や、和装の注意点にも言及しています。
和装の良さを実感していただければと思います。

現在の「和婚」の位置づけ

和婚について

近年の結婚式事情は非常に多様化しています。結婚式を挙げる場所は、ホテル、ゲストハウス、専門式場、神社、レストラン、海外ウエディング…そしてその中でもそれぞれの特色は異なり本当に多岐にわたります。また、結婚式のスタイルも色々なバリエーションがあります。特に挙式スタイルは昔に比べると多様化していると言えます。
そんな状況のなか、最近特に人気があるのが、「和装」の結婚式です。婚礼業界のさまざまな媒体では「和婚」という文字をよく目にします。そもそも日本の結婚式のルーツをたどれば、すべてが「和婚」であったわけで、現代のいわゆる結婚式、ウエディングドレスとタキシードを着て、チャペルで挙式を挙げ洋式のパーティーで披露宴をするという、最も人気があるスタイルになったのは、ここ30年~40年ぐらいのことです。ここでは最近特に人気の「和装」の結婚式にフォーカスをあて、情報発信したいと思います。

 

新婦の衣装

*白無垢
いわゆる「真っ白」一色で織り上げられた、花嫁の伝統的かつ代表的な着物です。武家社会で生まれた花嫁衣裳として最も格式が高く「正礼装」にランクされます。一般の庶民へ花嫁衣装として浸透し始めたのは戦後で、その後も格式が高く気高さを感じさせる衣装として、多くの女性が憧れてきました。頭には綿帽子や角隠しを装い、打ち掛けはもちろん、帯、小物まで全て白で統一します。

*色打ち掛け
白無垢とは全く異なる色使いが華やかな着物ですが、同格の「礼正装」にランクされます。日本古来からの織りや鮮やかな刺繍、そして染めで華やかな模様が描かれています。その美しさは目を見張るものがあり、つい見とれてしまう花嫁もたくさんいます。好みの色彩や柄を選ぶという楽しみがあるのも打ち掛けの大きな魅力でしょう。

*引き振袖
江戸時代のころ、武家や上流社会の人々に人気が高かった着物で、「大振袖」とも言われます。一般的な振袖よりも袖が長く、ふき綿が入っているためボリュームが出ます。丸みを帯びた女性らしい優美なシルエットが特徴で、見えない裏地部分にも美しい友禅染の草花模様があしらわれるなど、細部にまでも行き届いた正当かつ華やかさを持った衣装と言えます。

新郎の衣装

*黒五つ紋付羽織袴
基本的には、新婦の着る着物に格を合わせます。すでに説明したように、新婦の和装の基本は
白無垢、色打ち掛け、引き振袖でしょう。これらに格をあわせるには、「黒五つ紋付羽織袴」を選びましょう。これは明治時代の〝太政官布告″という法令で「男子の正装」として定められた伝統的な装いです。また、挙式から披露宴まで終日着用することができます。
その名の通り、黒い羽織の背中と両袖の後ろ側、両胸の計5ヶ所に家紋が入っています。

*紋付羽織袴
黒五つ紋付羽織袴にくらべると、文の数は3つ(1つ)で、格式は下になります。
色目も白、紺、グレーなどバリエーションも豊かで、最近では若い男性の和装として、結婚式だけでなく、成人式での装いとして人気があります。三つ文は背中と両腕の後ろ、一つ文は背中だけに文が付いたもので、各的には高くないので、新婦との各合わせには気をつけましょう。

和装の小物

和装の小物について

洋装に比べると、和装の衣装にはたくさんの小物が付属しています。そしてそれぞれに意味をもっています。
*末広(扇子)
*懐剣(短剣)
*箱迫(化粧、かんざし入れ)
*帯揚げ、帯締め
*かかえ帯(細帯)

和装にしたときの注意点

和装の注意事項

*襟足
着物の後襟を引き下げて襟足を見せるのが一般的で、とくに結婚式の衣装では首のつけ根が見えるくらいに衣紋を抜きます。和装を着る新婦は、エステなど美容の準備をする際、首や襟足にも重点をおきましょう。
*歩き方
結婚式当日普段の感覚で歩いてしまうと、あとから写真や映像で見たときに、「全く美しくない!」と後悔する花嫁も少なくありません。やはり、「歩幅を小さく内股でゆっくりと」を終始心掛け、徹底しなければなりません。
*手の動き、動作
着物を着ているときは、袖が重く手を高く上げにくいですが、無理をして高く上げすぎてしまうと、着崩れの原因になってしまいます。あまり大きな動作をしないようにして、常に「おしとやかな立ち居振る舞い」を意識して動くようにしましょう。