2022年3月13日
ウェディングプランナーの仕事はツライ?!

ウェディングプランナーという職種は、けっして人気のある職種ではありません。では、世間はウェディングプランナーにどのようなイメージを持っているのか?
「プレッシャーがおおきい」「休みがない!」など、やはりネガティブなものが多いようです。では実際に、ウェディングプランナーはどのようなやりがいを持って働いているのでしょう?
ウェディングプランナーにたいする世間のイメージ
今春、ウェディングプランナーが主役の邦画が公開されました。ウェディングプランナーを取り扱うエンターテインメントは、久々のように思います。過去、洋画や日本のドラマでも、
ウェディングプランナーが主役になったことがありました。では、ウェディングプランナーが世の中のひとたちのあこがれの職業かといえば、そうとは言えません。むしろ、人気のない職業といえます。
今回のブログではまず、そんな世間のウェディングプランナーにたいするイメージをまとめてみたいと思います。
仕事のプレッシャーがおおきい
結婚式とは、新郎様新婦様の、いわば一生に一度の想い出づくり。それを引き受けるわけですから、たしかに仕事面でのプレッシャーがおおきいのは、まちがいないと思います。
少人数の会食会などは内容も比較的シンプルですが、大人数の披露宴となればプランニングの量はかなり増えます。また結婚式当日はやり直しのきかない、いわばライブですから、
失敗やミスができないという気持ちにもなります。さらには、20代前半のやや頼りない?印象のカップルから、30代や40代などのいわゆる晩婚カップルまで、幅広い年代のお客様をおもてなししなければなりません。
営業がたいへん
ウェディングプランナーに営業のイメージをもたない人も、すくなくありません。華やかな結婚式を担当しているすがたを思い浮かべる人が多いからだと思いますが、
実際は、担当する新郎様新婦様を自らの手で獲得する必要があり、そのために営業をがんばらねばなりません。もちろん、会社からも営業目標を与えられます。
ほかの業界の営業とおなじですね。
休みがない・残業がおおい
たまに、「ウェディングプランナーはお客様とたのしく打合せができそう」「土日はいそがしいだろうけど、平日はのんびりできそう」という声もありますが、
現実には時間に追われることが多いといえます。平日に、新規のお客様が結婚式場の見学にお越しになることもありますし、土日に接客したお客様たちの資料をまとめたり、
発注や変更の手続きもあります。せっかくの休みも、お客様から打合せの希望がきたり、至急の対応を依頼するメールが舞い込んだりすると、出社しなくてはならないケースもでてきます。
ウェディングプランナーをつづける理由
一方で、ウェディングプランナーとしてがんばって働いている人や、ながく続けている人が、全国にたくさんいらっしゃいます。彼女たち・彼らは、
ウェディングプランナーというお仕事にたいし、どのように感じているのでしょう。また、どのようなモチーベションがあるのでしょう。
お客様からの感謝
サービス業や営業職全般にいえることかもしれません。が、とくにウェディングプランナーというお仕事は、ダイレクトに「お客様からの感謝」をいただくことができます。
結婚式についてプレッシャーを感じていたのは、なにもウェディングプランナーだけではありません。ホスト役である新郎様新婦様も、期待と不安が入り混じった状態で結婚式当日をむかえるのです。
そんなおふたりを、数カ月にわたって支え続けてくれたウェディングプランナーの存在というのは、やはり頼もしい存在だったはずです。結婚式が無事におひらきをむかえ、
ひと段落した新郎様新婦様からお礼の手紙を受け取るウェディングプランナーは、たくさんいます。新郎様新婦様が新婚旅行から戻ってきて、わざわざ結婚式場までお土産を持ってきてくださることも。
こういった瞬間が、ウェディングプランナー冥利に尽きるといえるでしょうし、仕事の大変さや辛さが吹っ飛んでしまう瞬間だといえます。
わたしはコロナ禍になって、医療従事者カップルのご結婚式をプロデュースさせていただく機会が増えました。結婚式について悩むことが多かった分、結婚式のあとに熱く感謝のお言葉を頂戴することが多いです。
営業成績=顧客の期待・信頼
営業成績といえば、「数字に追われる」「とにかくなんでもいいから契約をとらなきゃいけない」といった印象をもつ人もいますが、ウェディングプランナーの場合はそれだけではありません。
結婚式は、新郎様新婦様にとって高価なお買い物ですし、ウェディングプランナーはしっかりと知識を身に付けて、情熱とともにご説明をせねばなりません。
その情熱の部分を、重視する新郎様新婦様が多いのです。ゆえにご契約をなさる場合、「結婚式場を気に入ったのもあるけれど、〇〇さん(ウェディングプランナー)に担当してほしいと思い、
決心しました」と言われることが、よくあります。つまり、営業成績が良いということは、それだけお客様の期待や信頼をたくさん集めているということにほかなりません。
ですので、営業成績が良いウェディングプランナーの中には、そういったやりがいを感じてがんばっている人もおおく、決してつらいという感情だけを抱いてお仕事をしているわけではありません。
スキルの向上
表現や言葉遣いがいいかげんだったり・気の緩んだ接客をしてしまうと、お客様のクレームにつながります。はじめは苦労するかもしれませんが、努力すればじょじょに身に付いてきます。
気がつけば、清潔感があり・お客様の信頼にあたいする接客ができるようになります。将来、仮に異業界に転職することになっても、じゅうぶん通用する接客スキルを備えていることになります。
一生に一度というサービス・商品もそうはないですから、自信をもって臨むことができると思います。
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