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2021年12月24日

コロナ禍で結婚式していいの?ダメなの?

コロナ禍で結婚式を挙げていい?ダメ?

コロナ禍で、結婚式場のアピールも「感染対策」に関するものが非常に増えました。結婚式しましょう!と煽り広告も。はたしてカップルはどう
判断すればいいのでしょうか。わたしたちは、「結婚式はしてもいい」と思います。が、結婚式イコール披露宴ではない、という説明を加えたいと思います。どういうことか、ブログにまとめてみました。

コロナ禍のウェディング業界のうごき

コロナ禍における婚礼業界のうごき
コロナ禍で苦戦を強いられている業界は、医療業界や飲食業をはじめ、たくさんあります。彼らほどではないにしろ、ウェディング業界も苦しんでいます。なぜなら、自分たちの取り扱う商品(結婚式)が、飲食業同様まさに「移動」「集会」「会食」すべてをともなうものだからです。ただ飲食業と異なるのは、100%事前予約の商売であること。本日来店したお客様が、明日や明後日の結婚式を開催することは、まず不可能です。つまり今回、婚礼業界が直面した問題のひとつは、すでにご予約済みのカップルについて延期・中止を受け入れてしまうと、いっさい売上が発生しないという事実です。さらに深刻なのは、「先の予約」です。いま、カップルたちに結婚式場に見学に来てもらって、先の予約をいただかないと、延々と結婚式のない時間がつづき、やはり売上がゼロのままということになります。このことは、婚礼業界にとって死活問題です。

「感染対策、万全です」は、本当?

いままでは、お料理のクオリティやホスピタリティをアピールしてきた結婚式場も、「感染対策」を全面アピールすることに、舵を切りました。スタッフ全員、手洗い・うがい。スマスクの着用を徹底すること。館内のいたる箇所に、消毒スプレーの設置。ウェディングプランナーとカップルの打合せにおいては、その真ん中にパーテーションを設置などなど。オンラインも、もちろん導入しています。しかし、感染の問題はまだ残っています。
たとえば、披露宴会場に浮遊する飛沫はどうするのか。打合せのときだけパーテーションを置いて、肝心の披露宴会場の飛沫を処理できなければ、意味がありません。

「結婚式は、やっていい」は、本当?

いま、ほとんどの結婚式場は、「結婚式は、やってもいいのです」と広告やSNSでアピールしています。
勇気づけられたカップルもいらっしゃったと思いますが、不安をぬぐえないカップルも多かったはずです。「結婚式は、やってもいいのです」と言われても、万が一クラスターが発生したら、

いったい誰が責任をとるのでしょう?

コロナ禍の結婚式は、どうすればいい?

コロナ禍での結婚式って、どうすればいい?
誰の言っていることが正しいのか、判断するのがむずかしい現代。けっきょく、結婚式は挙げていいのか?
それともダメなのでしょうか?できる限り情報を収集し、冷静な判断が求められます。

結婚式は挙げていい

わたしたちの考えとして、結婚式は挙げてもいいと思います。しかし、ここで申し上げている結婚式というのは、「ふたりだけの挙式」や「家族中心の会食会」のことです。世界の結婚式事情も、その方向にシフトしています。いいかえれば、披露宴をすることは非常にむずかしいと言えます。
飲食業が酒類提供を禁止されているのは、お酒自体が問題なのではなく、酔って騒ぐ状況が危険視されているからですよね。おなじことで、結婚式が問題ではなくそこに密がうまれて、
大きな声をだしたり、近い距離で話をすることが問題なわけです。となると、大人数の参加が見込まれる披露宴において、これまでのように酒類を提供する状況は、控えるべきだと思います。

親族や友人の気持ちは?

この確認は、非常にたいせつな作業です。結婚式場を予約したあとに「結婚式するから来てね!」と連絡をすることが、無用のトラブルを生む要因になっているようです。招待されたゲスト側の人たちが、「こんなご時世に結婚式を挙げるなんて・・」と、SNSにコメントをあげるケースも増え続けています。ですから、結婚式場を予約する前に、まずご親せきやお友だちに打診してみることが肝要だと思います。カップルに気を付けてほしいのは、結婚するふたりをお祝いしたい気持ちと、披露宴に参列することは別物だということです。みなさん
にはそれぞれに大切な人がいて、その人を守らなければなりません。感染を恐れて欠席という判断をする方も多いと思います。「来てね!」ではなく、「結婚が決まって、結婚式を挙げようか検討中なんだけど・・」といったように切り出した方が、いいと思います。本当に来てほしい方が来てくれないようなら、考え直したほうがいいでしょう。

ブログでもよく書くのですが、結婚式は「平和で豊かな時代だからたのしめる」イベントです。残念ですが、2020年以降、そうではない時間がつづいています。そんな中、むずばれた
カップルは、その時代に合った結婚式を模索し、たいせつな方々に心からよろこんでいただける結婚式のスタイルを目指すことが必要です。わたしたちプロも、これから結婚するふたりにすこしでも
貢献できるように、一層がんばりたいと思っています。