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2021年11月5日

挙式の重要性について

挙式って重要

日本での結婚式では、ほとんどの場合挙式を挙げ、その後披露宴をするというパターンでしょう。ところが、昨年からのコロナ感染問題により多くのカップルが結婚式のキャンセルや延期を余儀なくされました。そんな状況のなかでも、なんとか予定通りに夫婦になりたいというカップルは、飲食を伴う“3密”のリスクが大きい披露宴は見送り、挙式だけは執り行うという選択をされました。現在の日本では結婚式とは挙式+披露宴という認識が広く定着していますが、その「挙式」というものの是非を考察してみましょう。

 

日本と海外(欧米)との違い

 

海外との違い

今日一般的に結婚式における挙式とはキリスト教の考えに基づき、チャペルで執り行うケースが非常に多く、それは日本でも同様です。ただ、クリスチャンが多い欧米と仏教や無宗教が多い日本とでは相違点があります。

 

 

チャペル

欧米:本当の教会で執り行うことが一般的で地元の教会や新郎新婦がメンバーになっている教会など、またカトリックとプロテスタントによっても教会は違います。
日本:ホテルやゲストハウスなど商業施設内に設置されているチャペルでそのほとんどが挙式のためだけに存在し ています。

 

司式者

欧米:カトリックは神父かプロテスタントは牧師が司ります。
   カトリックはその教会の代表(最高位)である神父しか挙式を司ることができませんが、プロテス
タントは自由度が高くケースバイケースで対応することができます。
日本:会場や会場が提携している挙式プロデュース会社に属する牧師が司ります。
   日本での牧師としての資格とは、どこかの団体が認めるというものではなく、その牧師が属する  
   または属していた教会が、挙式を司るものとして認め推薦することが前提です。

 

婚姻に対する効力

欧米:宗派にもよりますが基本的には挙式の事実がない限り婚姻届けが受理されません。(厳密には婚姻届けに
   挙式の司式者の署名が必要)
日本:婚姻届け、公的に夫婦として認められるために挙式の事実は関係しません。

 

 

挙式が重要視される背景

 

挙式が重要視される要因

 

欧米では前述のとおり、結婚式を挙げ夫婦として認められるために挙式は必要な儀式ですが、それは人々の気持ちのうえでも非常に重要な意味があります。人生の大切なターニングポイントに家族や大切なひとへの絆や繋がりを改めて感じたり確かめたりするのです。

 

親子3人で新婦入場

2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降、結婚式での挙式において、たとえ親子で信仰する宗教が違っていても、仲良く親子3人で入場を希望する新婦が増えています。日本でも最近では新婦入場のセレモニー演出として、お母さんがベールダウンをするシーンをよく目にします。

お母さんも純白のドレスで
新婦のお母さんといえば、日本では留袖という定番の衣装がありますが、欧米でももちろん新婦よりも目立たないようという原則があります。そんななか最近ではウエディングドレスではないにしても新婦と同じ純白のドレスを着て列席する新婦のお母さんが増えているそうです。これは新婦のお母さんに対する感謝の気持ちと、大好きという表現方法なのでしょう。

 

LGBTのカップル

アメリカでは2015年に同性婚が合法化されたことにより、公的にも異性婚の夫婦と同様に税制や年金などの社会的メリットをうけることができるようになりました。これにより結婚式でのお披露目のパーティーはしないにしても、夫婦として正式に認めてもらうために挙式だけはするLGBTカップルが急増しています。近年日本においてもLGBTなどジェンダーに関するさまざまな課題への取り組みが注目されています。