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2022年1月31日

再婚の新婦様へ、結婚式をプレゼントした新郎様

再婚の新婦様へ、結婚式を贈った新郎様

今回は、初婚の新郎様と再婚の新婦様が主役です。当初おふたりは、結婚式をする・しないをめぐって意見があわず、険悪な状況にもなりました。そこで「なぜ、結婚式が必要なのか?」とよく考えてみた新郎様。

その答えが見えたことで、新郎様は「ふたりだけの結婚式」を新婦様にプレゼントすることに。新婦様は受け取ってくれるでしょうか?

 

結婚式がしたくない、再婚の新婦様。

 

再婚の新婦様は、結婚式がしたくない

今回は、とある新郎様のご相談ではじまったウェディング・プロデュースのおはなしです。ある日、わたしたちのもとに新郎様からメールがとどきました。メールは、このような内容でした(ブログに書くことは、おふたりのご了承をいただいております)。

「このたび、結婚をすることになりました。わたしが初婚で、新婦は2歳上で再婚です。わたしは結婚式をしたいと思うのですが、再婚でまた結婚式を挙げるのはおかしいでしょうか」。再婚で結婚式を挙げるおふたりは、じつは少なくありません。

意外に思う方も多いのですが、再婚カップル全体の約40%が結婚式を挙げているのです(リクルートブライダル総研の資料参照)。わたしたちは、その事実を新郎様にお伝えし、堂々と結婚式をなさってくださいと、メールを返信さしあげました。

もちろん、わたしたちが運営するウェディング・サービス「THE MOVIE W」をおえらびいただきたい!というねがいを込めながら・・・

再婚の結婚式なんて、だれも招待できない!

それから約2週間後、ふたたびその新郎様よりメールがとどきました。その内容は、新婦様に結婚式をしようと伝えたところ、まったく相手にされなかったとのこと!

さすがにわたしたちも気になり、いちどお電話でお話ができないかとおうかがいしました。その翌日、新郎様とお話することができました。その時の状況としては、結婚式をしようと持ちかけた新郎様にたいし、

親せきや友だちをまた招待するってこと?と、新婦様がお聞きになったそうです。べつにいいんじゃない?きっとまたみんなお祝いしてくれるよと、新郎様はつとめて明るく返したつもりだったそうですが、

結婚式ってそういうもんじゃないと思う、とつよい口調で新婦様より反論されたそうです。新郎様は新郎様で、新婦様が過去を引きずっているようにみえて、もどかしくお感じになったとのこと。この日は、これ以上話すのをやめたとのことでした。

なぜ、結婚式をする必要があるのか

それから数日後、新郎様はもういちど結婚式の話題をもちだしたそうです。新婦様はややウンザリした様子で、わたしにそんなに恥をかかせたいの?いったい、なぜそんなに結婚式をしたいの?と、またしてもすこし険悪な雰囲気になってしまったそうです。

が、そこであらためて新郎様もお考えになったのが、「なぜ、結婚式をする必要があるのか」ということ。みえてきたのは、ふたりの結婚の証をつくりたいということだったそうです。おふたりのあいだで結婚の話がでてきたとき、

新婦様が悩んだ時期があったそうです。それは、また離婚することになったらどうしようといったネガティブな想像や、自分は結婚に向いていないのではないか、といった自責の思いなどが浮かんできたからだそうです。

一方、新郎様は、けっしてそんなことにはならない・かならず幸せな人生をふたりでつくるという思いでしたが、うまく言葉にして新婦様にお伝えすることができなかったそう。だけど新郎様は、「なぜ、結婚式をする必要があるのか」という問いにたいする答えは、とっくに自分の中にあったことに気づきました。

再婚の結婚式は、ふたりだけで。

ふたりだけで、再婚の結婚式を。

 

新郎様は、ゲストを呼ぶことなく、ふたりだけで結婚式を挙げようと新婦様におっしゃったそうです。だれかに見てほしくて、結婚式がしたいわけじゃない。ふたりのために結婚式がしたい、と。

このとき新郎様は、ここまでのやりとりから学習をし、自身の考えだけを押し付けるような言い方は避け、「だから結婚式をプレゼントしたい」と表現なさったそうです。

 

結婚式をプレゼント

けっか、新婦様は新郎様のお考えを受け止め、はれて「ふたりだけの結婚式」を挙げることになりました。いくつかの結婚式場やウェディング・サービスを検討し、

わたしたち「THE MOVIE W」を選んでくださいました。まるで、結婚指輪をプレゼントするように、結婚式を新婦様にプレゼントするという新郎様の発想が、とてもステキだなと思いました。

披露宴や会食会だと、おたがいのご親族やご友人を招き、さまざまなおもてなしをご用意する必要がありますから、新郎様から新婦様にプレゼントというわけにもいきません。

ふたりだけの結婚式だからこそ成り立つ、スペシャルなプレゼントになるわけです。またムービーにおさめておくことで、もしかしたらホームパーティやSNSでお披露目したい、という気持ちになるかもしれない、ともおっしゃっていました。

ふたりにとって結婚式なら、それが結婚式

いったい、おふたりがどのような結婚式をなさったのかは、あらためてブログに書いてみたいと思います。企画の段階で、新婦様は非常にお喜びになり、どんどんやる気になってらっしゃいました。一方で、これって、結婚式?とギモンをもつ第三者もいました。わたしたちは、ひとりひとりに個性や事情があるように、結婚式にもさまざまな表現があっていいと思います。たとえば牧師が語る誓いのことばにたいし、機械的に「はい、誓います」と答えるような結婚式よりも、自分たちらしく・前向きに取り組む結婚式のほうが、はるかに価値があるように思います。ぜひみなさんにも、そんな結婚式を挙げてほしいと願っています。