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2021年10月19日

結婚式は大安か友引?

大安か友引だけ?

日本では結婚式を挙げる際、日和や日柄を重んじ日取りを決めますが、その重要な手引き、指針になるのが「六曜」です。今回はこの六曜について詳しくお伝えしています。六曜の読み方やそれぞれの意味合いを知ることで、なぜ、「大安」と「友引」は結婚式に良いのか、なぜ「仏滅」は避けた方が良いのかなどを理解することができます。

良き日和「大安」と「友引」

大安、友引は良い日和

結婚を決めた新郎新婦が結婚式を挙げる日取りを決める際、日本ではとても重要視するものが「日和」です。特に日本の文化では「六曜」(または六輝)と呼ばれる暦注が全ての日に当てられています
ここでは、六曜、特に結婚式に日和として好まれる代表的な「大安」と「友引」について詳しく見ていきましょう。

六曜(六輝)とは?

「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つのことで、現在は日にちの吉凶を知る指標として日常生活に定着しています。もともとは中国で「時間」を区切るものとして用いられていましたが、最初に日本に伝承されたときから「吉凶の指標」として世に広まりました。
また、六曜の考え方として「一日の吉凶」だけではなくその日のなかの「時間の吉凶」もあり、日としては吉でも、時間によっては凶の時間帯があります。
暦の流れとして六曜は基本的に「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番ですが、時々「大安」の次にまた「大安」が来るなど、不規則的な順序になることもあります。これは旧暦の1月1日と7月1日は「先勝」、2月1日と8月1日「友引」と決まっているため、前日にどの六曜がきても強制的に上記にリセットされるからです。

六曜それぞれの読み方と意味

「先勝」=せんしょう、さきかち、せんかち
 なるべく先回りして行動すると良い日で、午前中が吉、午後は凶
「友引」=ともびき、ゆういん
 友人を引き寄せる、引き込むという意味合いがある日で、結婚式には良い日で、特に葬式をするには 
 似つかわしくない日とされています。朝は吉、昼は凶、夕方は吉です。
「先負」=せんぷ、せんふ、せんまけ、さきまけ
 午前中が凶で午後が小吉です。「先勝」は午前中が吉と言われているので先負は午後が吉だと思われがちです   が、先負の午後は小吉程度で特に良い時間というわけではありません。この日は「平常を装って吉」とされており、何事も起こらないよう無難に過ごすという意味合いがあります。
「仏滅」=ぶつめつ
 仏滅とはもの、あるいは物事が終わる=滅する日でを表します。そう聞くと「縁起の悪い日」と思いがちですが、仏事や別れには良い日と言われています。悪縁を切り、人生を改めてリセットしたり、再出発するには適しています。逆に祝い事は避けたほうがよいといわれています。
「大安」=大安
 大安はやってはいけないことがない日のことです。一般通念では、「縁起が良く大吉の日」となっていますが、読んで字のごとく「大いに安し」となり、「特に害のない日」言い換えれば「無難な日=小吉の日」と解釈するほうがよいでしょう。やってはいけないことや「凶」の時間帯がないので、一日を掛けて執り行う結婚式には最適であると言われています。
「赤口」=しゃっこう、じゃっこう、しゃっく、じゃっく、せきぐち
赤口は遥か昔から魔物がいると考えられてきた「丑寅の刻(=午前2時から4時)」の六曜を指し、日
の良し悪しを占う今日でも「不吉な日」という解釈が残っています。仏滅が「ものが滅する日」であるのに対して、赤口は「全てが消滅する日」と言われており、ある意味仏滅よりも縁起が悪い日=「凶」
という解釈になります。ただし正午だけは吉となります。

結婚式には「大安」と「友引」がお勧め、でも…

大安、友引以外は?

前述のとおり結婚式の日取りを決める際に日本人であれば、ほとんどの新郎新婦、またはその親御様
は、六曜を気にされるでしょう。

他の選択肢

六曜本来の持つ意味からすれば当然「大安」か「友引」しか選択の余地はありませんが、現実的に考えると、あまりにも日数が限られること、予算的に大きな違いが出ることなどから、現代社会では昔に比べてそこまでこだわる新郎新婦は多くありません。例えば「仏滅の平日」では「大安の土日祝日」よりも遥かに安いプランで結婚式を挙げることが可能です。結局は新郎新婦が何に重きを置くかが全てでしょう。仏滅や赤口に結婚式を挙げたカップルでも幸せな結婚生活を送っている夫婦もたくさんいますし、逆に暦のうえでは最高の日和で結婚式をしたのに…という夫婦もたくさんいるでしょう。

大切なことは、その日を幸せで楽しく充実した日にして、その思いや気持ちを持ち続け、末永く幸せな夫婦生活を営むことですね。