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2021年11月25日

中国の結婚式

中国の結婚式について

最近のニュースを見ていると、来年の北京オリンピックの話題やそれに関連して、女性プロテニスプレイヤーのゴシップなど何かと注目をされているのが中国です。中国といえば、世界一人口の多い国、常に世界情勢の中心?にいる国、新型コロナウイルス発祥の国…などなど。世界中に点在するチャイナタウンがあるように、世界中に中国人がいて中国の文化が広く普及していることは確固たる事実です。

 

 

中国結婚式の歴史と背景

中国結婚式の歴史

 

中国はどんな国?と聞かれると答えに困ります。もし簡単に形容するとすれば、〝中国五千年の歴史″とよく耳にすること、またシルクロードに代表されるように文化的な歴史が非常に古い国家。広い国土を保有し主要都市では独立した文化や風習がある。そして国民性は賑やかで派手、行動力がある、ビジネスは家族が中心、などが挙げられます。結婚のかたちは国内の地域や時代ごとに変化を遂げてきており、近代以前では一夫多妻制(妻妾制)をとっていました。結婚の種類は中国特有の「同姓不婚」、「冥婚」、「指腹婚」などがあり、「いとこ婚」が存在することも中国ならではです。また現代中国の結婚式も、そのコンセプトや様相は、日本の結婚式とはかなり違いがあります。

 

 

 

日本との違い

日本との違いは?

日本も中国も歴史の古い国ですが、その歴史のなかで結婚や結婚式のあり方や実際の内容も変化を遂げてきているという点もよく似ているといえるでしょう。そしてお祝い事として〝お披露目する″という考えや捉え方も共通項で、それを出発地点としてまた最新のかたちとして今日の結婚式があります。

 

 

 

進行と内容

一般的には中国人の結婚式は派手で式典の進行はゆるく、礼儀作法などルールも日本のように厳しくないといわれています。
・披露宴と結婚式 日本の婚礼では基本的に結婚式と披露宴を別に行いますが中国は一緒に行います。そして進行も日本は完全に管理監督されたなかスケジューリングされていますが、中国では時間は長く決まりやルールもなく、いわばダラダラと取り留めもなく進行していきます。中国の結婚式の始まりは、早朝、新郎が新婦の家に迎えに行きます。そして宴会場で宴会を長時間行い、夜、最終的に新郎の家に行くまでずっと続きます。

・案内状 日本の場合は返信用の葉書を同封した丁寧かつオリジナリティー溢れる招待状を設えます。中国ではまるで自由参加のパーティーのように、予めの告知だけで特にゲスト一人ひとりの招待状はなく、自分の都合のよい時間に参加するという形式が主流です。
・祝儀 結婚式の〝お金″については中国人はおおらか?といわれています。ゲストは祝い金を赤い封筒に入れた「紅包」を持参します。日本の祝儀制と違い金額による紅包のランク付けはありません。渡し方も受付係ではなく新郎新婦がテーブルを回るときに直接手渡すという形式にする結婚式もあります。

・式場

日本ではホテル、ゲストハウス、結婚式専門の式場で行う新郎新婦が大半を占めます。中国ではレストランを借り切って行うことが多いです。

・写真(写真撮影)

中国では結婚式の前の「婚紗撮影」にこだわる風習が根強くあります。それはその専門の写真店で、コスプレのような少々恥ずかしいような写真も真剣に撮影します。

・衣装

新郎新婦の衣装は中国式と西洋式がありかなり派手です。中国では「白」は不吉な色で「赤」はめでたい色として認識されていますので、中国式の結婚衣装の色彩は赤を基調にする場合が多いようです。
参列者の服装は、日本と同様に新郎新婦を引き立たせるため、結婚式自体の派手さとは相反して、おとなしめ、控えめの服装にする傾向があります。

・引出物

中国ではテーブルのうえに飴やお菓子を配り、ゲストがそれを適当に持ち帰るというもてなしが、日本でいう引出物に相当します。

・おひらき

ゲストはご食事を済ませるとそれぞれ、適当な時間に三々五々と帰っていくのが中国の結婚式の最も一般的なおひらき?のあり方です。そういつから参加しても良いし、結婚式の最後まで居る必要はないのです。そもそも、何時におひらきになるか?予め設定されていないケースが多いのです。

・その他

中国といえば数字「8」に対する熱い思いが有名です。「8」はこの上なく縁起のよい数という認識で、結婚式の開始時間を1018など「8」のつく時間に設定する新郎新婦も多いようです。