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2021年10月17日

日本の結婚式から、「祝儀制」がなくなる?!

日本で結婚式の祝儀制が消えるかも

日本の結婚式は、「祝儀制」で成り立っています。結婚式を挙げる予定のカップルなら、「ご祝儀」について知っておく必要がありますね。はたして、「ご祝儀」とはどういうものなのでしょう。そして、いくらくらいいただける(払う)ものなのか?など。ところで、もし「祝儀制」がなくなったら、結婚式はどうなるのでしょう?

 

「祝儀制」ってなに?

祝儀制とは

日本の結婚式は、ながらく「祝儀制」です。結婚式に列席した経験のある人なら、もちろんご存知かと思います。ご祝儀袋にお金を包んで、結婚式場に持っていきましたよね。多くのばあい、挙式がすんで披露宴会場にむかう際に、受付ブースで芳名帳に自身の名前を記入し、ご祝儀を受付担当者に手渡します。一言でいえば、日本の結婚式はその「ご祝儀」で成り立っています。まだ結婚式に列席したことのない人からすれば「フ~ン・・なんだか、よくわからない」といったところでしょうか。もしくは、「いったい、何にたいして払うおカネ??」といった心境かもしれませんね。それについては、のちほどご説明します。ちなみに、北海道や東北方面においては、「祝儀制」よりも「会費制」のほうが一般的だそうです。

「ご祝儀」がなくては、結婚式ができない?

かならずしも、そういったわけではありません。ただ、みなさんおわかりのとおり、結婚式はかなり高額なお祝い事です。披露宴なら350万円といった額はあたりまえ?で、400万円や500万円といった額も、けっしてめずらしくはありません。これを全額負担で新郎様新婦様がお支払いになる・・・こともあるかもしれませんが、ご祝儀をたよりに結婚式を開催する新郎様新婦様がほとんどではないか、と思います。わたしも、ウェディングプランナー時代において、ご祝儀にたよらず新郎様新婦様が全額をお支払いになったという場面には、いちども出会ったことはありません。

「ご祝儀」って、いくら払うの?

「ご祝儀」イコール、カンパというわけではありません。披露宴に列席すると、豪華なフルコースのお料理や、充実したドリンクがフリー(飲み放題)が、用意されています。ただ、楽しむもの・味わうものは同じなのに、立場や肩書によってご祝儀の額は変わるのです。たとえば、お友だちや会社の同期だったら、おひとり3万円。会社の上司や親せきのおじさん・おばさんだと、おひとり5万円が相場ではないかと思います。ご夫婦で結婚式に列席するばあいも、おふたりで5万円のケースが多いと思います。そして、会社の上司や役員、社長といったクラスになると、8万円や10万円といった金額にまで上がってきます。会社の偉い方たちは、出費がたいへんですね。

日本の結婚式から祝儀制がなくなる理由

日本の結婚式から祝儀制が消える理由

さぁ、ここからが今回のブログの本題です。このように、日本の結婚式に欠かせない「祝儀制」がなくなるなんてことは、あるのでしょうか。やはりそこには、2020年以降のコロナ禍の影響があります。

結婚式の欠席が激増

これまでの結婚式と、コロナ禍での結婚式のおおきなちがいの一つは、ゲストの「欠席」がかなり増えたことです。もちろん、コロナ禍の感染をおそれてのことです。1~2名ならまだしも、コロナ禍では2ケタにおよぶ欠席も発生しています。いただける予定だった「ご祝儀」をベースに、披露宴費用を試算していた新郎様新婦様からすれば大きなショックであり、かなりの変更を強いられることにもなります。また、新婦様のSNSでよく見かけるのが、「わたしは友だちの結婚式に列席してご祝儀を払って、しかも受付までがんばったのに」といったコメントです。このような事態が続いたり・増えたりすれば、これから結婚式を挙げるカップルは不安になるでしょうし、招待されたらどうしよう・・と、お友だちも思い悩むことになるかもしれません。

経済的にキビシイ人がふえる?

やはりコロナ禍の影響ですが、職を失ったり・お給料が下がる人も少なくないと思います。そういった方々にとって、結婚式にご祝儀を包んで持っていくことは、ひじょうに負担が大きくなります。そうなると、新郎様新婦様も結婚式の開催自体を検討せざるを得ないでしょうし、規模や内容についても、コロナ禍に合わせるしかない状況になります。

きびしい予測ではありますが、もともと結婚式というのは、あくまで平和でゆたかな時代にできるお祝い事だと思っています。いまが結婚式を挙げるにふさわしい時代かどうかは、言うまでもありません。この先、結婚式をみんなでたのしむためには、その時代に順応したスタイルで開催していくべきだと思います。結婚式だから特別扱いでいいとか、おめでたい席だから目をつむっていいといった考え方は、前時代的なものとなるでしょう。THE MOVIE Wは、コロナ禍のために企画したウェディングサービスではありませんが、ふたりの結婚報告をムービーにおさめて配信公開することは、結果的に安心・安全をご提供できることにつながります。安心・安全な結婚式だから、みなさんも心からおふたりのことを祝福してくれるはずです。