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2021年12月26日

「440万円の結婚式中止」記事を読んで

「440万円の結婚式中止」という記事を読んで

先日、ネットニュースでみかけた「2週間前に総額440万円の結婚式の中止を決断した新郎の主張」という記事。非常に残念なニュースですが、まずはこの記事の内容について。
そのうえで、「これから結婚式の予約はどうすればいいのか」を考えてみます。結婚式場の雰囲気やお料理だけを気に入って予約する時代は、終わったといえます。

 

2週間前に結婚式中止

2週間前に中止になった結婚式
その日は、ネットで別件について調べごとをしていたのですが、とある記事に行き着きました。それは、「結婚式2週間前に、総額440万円の結婚式の中止を決断した新郎の主張」というタイトルでした。
2020年4月30日に発信された記事でした。この約2年のあいだに、こういった記事をみかけることが本当に増えました。最近では、「コロナ禍の結婚式訴訟」といったニュースも。
いずれにせよ、わたしたち業界人にとっては心が痛むし、残念なニュースです。一部のケースをのぞき、ほとんどのばあいは未曽有の事態に正解が見つからないまま、結婚式場とお客様とのあいだで事情・主張がぶつかる
ケースに陥るのではないかと想像します。今回みつけた記事も、コロナ禍に翻弄される新郎様新婦様や結婚式場の苦悩がみてとれました。

わたしたちのもとにも、医療従事者の新郎様または新婦様から相談をいただくことが、少なくありません。結婚式で感染クラスターが発生してしまったら、最高の想い出になるはずの結婚式が、最悪の事態になってしまいます。

緊急事態宣言の発令

記事の内容に目を通してみると、もともとこの新郎様新婦様は、結婚式を挙げるつもりがなかったそうです。結婚記念としてのお金の使い道は、新婚旅行に思う存分あてたいというお考えでした。が、新婦お父様たっての願いで予定を
変更。2019年秋から結婚式場さがしをスタート。2020年4月に、都内で結婚式を挙げるスケジュールも出来上がりました。招待状もぶじに送付し、準備は順調だったようです。ところが2020年
1月に、日本国内でコロナ感染者が確認され、2月には都内で感染者が確認されました。そして2月25日、政府は新型コロナウィルス感染症対策の基本方針を表明。この時点ではまだ、新郎様は
収束に向かうだろうと考えていたそうです。そんな中、新婦様のお父様に、ガンが発見されました。それを知った新郎様は、「なにがなんでも結婚式を開催しよう」という思いに到ったそうです。
ところが3月25日、小池百合子東京都知事より「週末の不要不急の外出自粛要請」がだされました。世界の感染状況は、どんどん悪化する一方です。新婦様のお父様のこと・感染の可能性にかんする
不安・そしてもし中止した場合のキャンセル費用にたいする心配などが、つぎつぎと新郎様に覆いかぶさり、一時期は軽いパニック状態になったそうです。

結婚式場の判断

「週末の不要不急の外出自粛要請」がだされた2日後、「日程の変更をおすすめさせていただくことになりました」というメールが、結婚式場から新郎様あてに届いたそうです。ここで
ネット記事は途切れ、そこから先は有料という案内がありました。ガッカリしましたが、記事タイトルにあるとおり、新郎様は結婚式を中止になさったのでしょう。また、この結婚式場からの
メールは、「週末の不要不急の外出自粛要請」同様に、新郎様を困惑させたと想像します。結婚式場としても、どのような判断をし・どのようにお伝えすべきか、とても悩みながら新郎様に接していたと想像します。

 

これから結婚式の予約はどうなる?

結婚式の予約は、これからどうなる?
このネット記事に登場した新郎様が、中止や延期によってキャンセル費用をおいくら負担なさったのかはわかりません。コロナ禍も約2年が経過し、多くの結婚式場の経営は厳しいものとなっているはず
です。有事での中止・延期だからといって、すべてを無償対応にするのはむずかしいでしょう。同業者として、キャンセル費用を請求する式場スタッフの気持ちをかんがえると、他人事とは思えません。

延期・中止にたいする取り決めをチェックする

もちろん、新郎様新婦様の立場からすれば、結婚式場の事情ばかりを考慮するわけにもいきません。結婚式場の見学や正式な予約をする前に、ネット等で情報をしっかり調べて、気になる結婚式場がどのような対応・規約を持っているのか、知っておく必要が
あります。そして実際に結婚式場に足を運んで、ウェディングプランナーの説明に耳を傾けましょう。遠慮なく質問し、不安点などは解消しておくべきです。

集会・会食を伴わないスタイルを選択する

これからの時代、結婚式のカタチも多様化していくと想像します。たとえばフォトウェディングやふたりだけの挙式なら、有事に翻弄されることは披露宴にくらべればはるかに少ないといえます。だから気持ちをもラクですし、費用面でも安心できます。
わたしたちTHE MOVIE Wは、もしコロナが収束したとしても、次にどのような有事がやってくるかわからないと、考えています。そしてこれからの時代は、移動・集会・会食にともなうリスクを避けて、ご親せき・お友だち・恩師のみなさまと安心して喜びを分かち合えるような結婚式スタイルが、求められると考えています。そのヒントがムービー(映像)にあります。「結婚式はライブ」という当たり前だった概念は、きっと変わっていくと思います。

ゲストに配慮する大人世代カップル(晩婚カップル)のご利用が増えてきています。1組でも多くのカップルに、すてきな想い出をつくっていただいたいと願っております。