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2021年11月1日

おとなな結婚式の時代へ

おとなな結婚式

近年ブライダル業界では少子化が進みナシ婚が深刻な問題となっています。また、昔ほど“結婚適齢期”ということばを耳にすることがなくなりました。実際、いま20代のひとに結婚適齢期を意識しているか聞いてもほとんどの人が意識していないと答えるのではないでしょうか。このような背景から確実に結婚は晩婚化が進んでいるといえるでしょう。だからこそいま「大人婚」が注目されつつあるのでしょう。

 

 

時代背景-1 国の成長における結婚の重要性

 

歴史的な背景

 

日本の歴史において時代の節目になってきたのは“戦争”でしょう。現代社会のスタート地点になっているのは第二次世界大戦です。敗戦からの復興そして国力を強くするために人々は努力し〝高度経済成長期″をむかえます。その時代も一生懸命働きバブルの時代へ突入していったのです。このように国が成長するために必要なことは〝大衆意識の統一″でしょう。そのなかで“結婚”も大きな役割を果たしてきました。「適齢期には結婚して、〇〇歳までに子供を〇人つくり」と暗黙の了解のように多くの人がそうしました。そしてその目標のためお父さんたちは必死で働いたのです。

 

時代背景-2 結婚の多様化と自由化

歴史的な背景-2

 

その後の大きな転換期はバブル経済の崩壊、いわゆるバブルが弾けたといわれる1990年代初頭です。結婚や結婚式に関しても、均一化や統一化から少しずつ変化していきます。一番大きな変化は結婚式を挙げる会場の選択肢が急増した事でしょう。また、結婚にたいする考えも広がり、〝結婚はまだ先でいい″〝結婚式は挙げなくていい″〝海外で二人だけで挙げる″など現在の状況の基盤となるような多様化、自由化へと移行していきました。

 

 

そしていま、「大人婚」の時代へ

大人婚の時代

 

「大人婚」とは晩婚になったいま、大人のひと(一般的には40代から50代)のための〝上質でシンプル″〝落ち着きがありハイセンス″〝主役は新郎新婦とゲスト″という認識が主流ですが、これからはそのような結婚式が当たり前になり、20代にも30代にも多くの需要が出てくるのでは?と予想します。

 

余裕を感じるゲスト本位のおもてなし

これまでの一般的な結婚式との一番大きな違いは、〝主役は新郎新婦″から〝主役はゲスト″の価値観でしょう。たとえば、空間はよりゆったりと居心地の良さを追求し、料理や飲み物は素材にこだわり、引き出物にお金を掛けるなどが考えられます。
「私たちは主役ではなくホスト役」という心の余裕が素晴らしい結婚式を創造するのだと思います。

 

時間やお金の制約を取り払って

一部の「大人婚」を追求したカップルのなかには、時間や予算などは気にせず本当の意味で自分たちらしく贅沢な結婚式を挙げている大人カップルが居ます。
*リゾートや温泉など旅行を兼ねた大人婚
*高級ホテルのスイートルームを貸切った大人婚
*クルーザーや遊覧船をチャーターした大人婚

個人的な見解というか希望というか…

そして、最終的には前述のような「大人婚」が「結婚式の常識、スタンダード」になる日が来るかもしれません。そう、結婚や結婚式は決して大衆意識のなかにはない大切なイベントになっていくでしょう。