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2022年1月28日

新郎父のための、謝辞のポイント

新郎父むけに、謝辞のポイント

新郎お父様の謝辞とは、どういったものでしょう?まずはその概要と重要性について、語ってみたいと思います。そしてつぎに、新郎お父様の謝辞について、
おさえるべきポイントをまとめます。謝辞を前半・中盤・後半とにわけて、かつ具体例を挙げながら説明してみたいと思います。また、注意すべき点も、あわせて解説します。

 

新郎父の謝辞は、とてもたいせつ!

新郎父の謝辞は、とても重要!

「新郎父の謝辞・・・なにそれ??」という方も、いらっしゃるかもしれません。とくに、まだ結婚披露宴に出席したことがない人なら、まったく想像つかないと思います。
もし想像できるとしたら、「新郎のお父さんが、とにかく結婚披露宴でなにかをするんだな」といったところでしょうか。そこにかんしては、まちがいなく正解です!では、
肝心な部分である、具体的に「なに」をするのかを、ご説明したいと思います。

 

新郎父の謝辞とは

 

近年の結婚披露宴は、おおくのばあい新郎様ご自身のごあいさつによって閉宴をむかえます。その一歩手前で、もうおひとりごあいさつを
なさる方がいらっしゃるのです。それが、新郎様のお父様であり、お父様によるごあいさつを「新郎父による謝辞」とよんでいます。その役割は、新郎様とお父様とのそれでは、
もちろん異なります。もちろんどちらも、ゲストのみなさまにたいしとても重要なごあいさつであることに、変わりはありません。

 

新郎父の謝辞は、両家を代表する

 

新郎お父様の謝辞にかんしていえば、ご両家を代表するかたちでのごあいさつになるので、非常に重要なご挨拶であることがおわかりいただけると思います。謝辞の内容は、おのずと個人的なものから両家に配慮したものになります。では、いったいどのような内容がふさわしいのでしょうか。今回のブログのテーマとして、
扱ってみたいと思います。

新郎父の謝辞で、おさえるべきポイント

 

新郎父の謝辞で、おさえるべき要点

まず、謝辞を①前半②中盤③後半にわけます。①でなにを語るかというと、やはりまずは自己紹介ですね。そして、結婚披露宴にご出席くださったゲストのみなさま
へ、お礼を伝えねばなりません。②中盤は、新郎様新婦様にたいするコメントになります。当然ながら、ほかのゲストのみなさまのスピーチのように、「勤勉で」とか「仕事熱心」などと
褒めるだけではなく、夫婦となってあたらしい人生を歩き出す新郎様新婦様への、厳しくも愛情あふれるコメントがふさわしいかと思います。③いよいよ終盤です。ゲストのみなさまへむけて、
新郎様新婦様との変わらぬ交流をお願いするとともに、締めのごあいさつをします。それでは、ひとつひとつについて、もう少し具体的にみてまいりましょう。

①前半(自己紹介・お礼)

一例をあげてみましょう。「わたくし、ただいまご紹介にあずかりました新郎の父、田中太郎でございます」いたってシンプルですし、これで充分だと思います。つづいて、
ゲストのみなさまにお礼を伝えます。「みなさまにおかれましては ご多用中にもかかわらずふたりのためにご列席たまわり、こころよりお礼を申し上げます」ここで気を付けたいのが、
ゲストのみなさまにたいして、「お忙しいなか」という言葉を使わないことです。「忙」という漢字には、「亡」という結婚式にふさわしくない縁起の悪い漢字が含まれているからです。
これを「忌み言葉」といいます。ほかには、「はなれる」「わかれる」といった離別を想像させる言葉、「じゅうじゅう」「まだまだ」などといった、「重ね言葉」です。あとは、
天候や季節によって、ゲストのみなさまを気遣う一言を添えてもいいと思います。「本日は、お暑いなか」や「本日は、お足元の悪いなか」といったものですね。

②中盤(新郎様新婦様にたいするコメント)

もちろん、新郎様の人柄や幼少期のエピソードに触れてかまいません。遠慮しすぎることなく新郎の長所にも触れてかまいません。が、あまり親バカ?が過ぎると、ゲストのみなさまもほほえましいのを通り越して呆れてしまうので、
さじ加減が必要です。一例を挙げてみましょう。「新郎の一郎は、幼いころからスポーツに熱中し、学校の宿題もギリギリまで手を付けない困った子でした。
ずっと野球をつづけていたのですが、高校生のときに大きなケガをし、以前のように激しい運動ができなくなりました。そんな辛い日々を救ってくれたのは、部活で苦楽をともにした
仲間のみなさんでした。その後、理学療法士というあらたな夢をみつけたとき、新婦の智子さんと出会いました。一郎は、智子さんの明るさや優しさに支えられ、
夢をかなえることができました。あれだけ勉強しなかった一郎を導いてくれたのは、野球部のみなさんと智子さんのおかげです。この場をお借りし、感謝を申し上げます。
そしてこれからは、智子さんと力を合わせて笑顔の絶えない家庭を築いてほしい、と願っております」。新郎様のことに触れつつ新婦様も登場させて、その人柄を褒めることがゲストのみなさまの
笑顔を引き出すことでしょう。また、ご友人への感謝を伝えている点もいいと思います。

③後半(ゲストのみなさまへ)
いよいよ謝辞も後半です。「なにぶん、未熟なふたりでございます。このさき、さまざまな困難に出会うこともあるでしょう。みなさまにおかれましては、これからも変わらぬご指導・
ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」。ここでの注意点としては、すでに述べましたがやはり「忌み言葉」を使わないことです。どこにその可能性が潜んでいるか、
おわかりでしょうか。そう!「まだまだ、未熟なふたりでございます」と言わないようにしましょう。そして、このように続けます。「行き届かぬ点もあったかと思いますが、
何卒お許し願います。結びになりますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、両家の挨拶とさせていただきます。本日は、まことにありがとうございました」。
大きな拍手を受け、新郎様のごあいさつへとバトンタッチします。

再婚のご結婚式のばあいは、どうすればいい?」といったご質問を、いただいたことがあります。再婚に触れる・触れないは、ご両家のお考えに一任します。わたしの経験で申し上げると、いっさい触れなかったご結婚式もありましたし、おもしろ・おかしくお父様が語ったご結婚式もありました。

いかがでしょうか。ステキな謝辞ができるように、ぜひがんばってください!