2022年2月5日
50代新婦様のウェディングドレス姿を、写真でなくムービーに。

今回のブログの主役は、50代の新婦様です。20代のころあこがれていたのは披露宴でしたが、歳を重ねるとともに価値観は変わっていったそうです。それでも変わらなかったことが、ひとつだけあります。それは、「ウェディングドレスを着てみたい」という願い。その夢を実現するために、新婦様は結婚式のスタイルを模索なさいました。
ウェディングドレスが着たい
2020年夏頃、わたしたちのもとに、50代のカップルがご相談をくださいました。結婚がきまり、どんなスタイルの結婚式をえらべばいいか、迷ってらっしゃるご様子でした。
ただ、たくさんのゲストを招待するご披露宴だけは、ほぼ検討外とのことでした。新型コロナウィルスの感染拡大ももちろんその理由のひとつですが、あきらめたくない「夢」も、お持ちでした。
50代カップルの結論「披露宴はしない」
新婦様は、20代のころは結婚式にあこがれていて、ゲストも100名くらいご招待し、派手に・豪華にお祝いがしたいと夢見ていたそうです。ところが、年齢をかさねるにともない、「なんであんなに、結婚式にあこがれていたんだろう」と、かつての自分をフシギにさえ思うようになったとのこと。
30代になって中間管理職になり、会社の業績や部下の育成に責任をもつ立場となり、疲労やプレッシャーで体調を崩したこともあったそうです。そういった経験をふまえ、食事や運動を重視するようになり、思考もより現実的になったそうです。ますます、結婚式に多額の費用を投入することが、バカバカしくなったそう。そして50代になって、ついに結婚式をあげることになったわけですが、
前述のとおりたくさんのゲストを集めて披露宴をすることには、完全に興味ゼロ。やるとすれば、ご親族中心のアットホームな会食会、あるいはフォト・ウェディング。状況が許すなら海外挙式もいいと思っていたそうですが、世界そして日本の新型コロナウィルス感染状況をみるかぎり、叶いそうにない夢だと早々にあきらめることに。
ウェディングドレスは、あきらめられない
会食会であろうとフォトウェディングであろうと、新婦様にはあきらめきれない夢が、ひとつだけありました。それは、「ウェディングドレスを着てみたい」というご希望です。華やかで・豪華な披露宴には、とっくに興味がなくなっていたのに、ウェディングドレスを着ることだけは、変わらない願いとして心の中にとどまっていたとのことです。
新婦様いわく、ここ数年はフィットネスジムに通うこともやめ、体重は増え気味。二の腕にかんしては自信ゼロどころかマイナス。肌を露出することにも抵抗があるそうです。なのに、なぜウェデイングドレスが着たいのかと問われれば、女性としてこの世にうまれ・愛するひとに出逢い・結婚にいたるという非常にながい軌跡を経て、はじめて着ることができるのがウェディングドレス、と考えているからだそうです。価値を感じるし、その機会を逃したくない、とおっしゃっていました。ただ、前述のとおりドレスをじゅうぶんに着こなせる自信はない。だから、披露宴で大勢のひとたちを前にお披露目したいとは思わないし、親族だけならなごやかに楽しめて・冷やかされても笑ってやり過ごせるから、というお考えでした。フォトウェディングならおふたりだけになりますから、さらリラックスしてウェディングドレスを味わえる時間を過ごせます。
ウェディングドレス姿を着よう!
検討のけっか、いちどはフォトウェディングにすることを決めた新婦様。ところが、正式な予約をいれる前に、思いとどまったそうです。それはなぜかというと、フォトウェディングには、セレモニー(挙式)がありません。景色のよいおおきな公園や、撮影を許可された公共施設で、おふたりのポージングを撮影するのが、ほぼすべてです。もうすこし、「結婚式寄り」のウェディングサービスはないかしらと再度検討をなさり、THE MOVIE Wにたどり着いたということでした。
ついに、念願のウェディングドレス
結婚式の舞台は、兵庫県にある某結婚式場のチャペルをお借りすることに。それぞれの来館シーンとお仕度シーンを撮影し、編集によってプロフィールをテロップ挿入することにしました。ムービーは、それぞれにお仕度をおえたおふたりが、チャペルではじめて対面する、といったイメージになります(もちろんじっさいには、終始おふたりでなかよく撮影に臨んでいただきます)。
とくに事前準備も必要ではありませんし、凝った演出でもありませんが、おふたりはこれくらいのほうが大人っぽくてカッコイイと、ご満悦でした。
そして新婦様には、当日の3か月前に、ウェディングドレスをセレクトいただきました。THE MOVIE Wは数多くのドレスショップと提携しており、それぞれに特長があります。今回は、海外ブランドかつエレガントなドレスを得意とされているドレスショップに、足を運ばれました。たくさんご試着をなさったけっか、ついにお気に入りのウェディングドレスをセレクトなさいました。新婦様にとっては、ドレス試着もも貴重な体験となったようで、とても喜んでくださいました。当日は、長年の夢が実現し、新婦様に笑顔があふれていたことは、言うまでもありません。
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